怒涛の出産レポート<前編>からの、続きです。
コタツでゴロゴロしながら、
よくわからないまま、陣痛の間隔を計測していた私。
日付は変わって、3月5日。
時刻は、朝5時をまわっていました。
寝ぼけてて、途中で、計測が正確ではなくなっていました。
寝れる余裕があるということは、まだ大丈夫なのかな。
5時半ごろから、眠気もおさまり、引き続き計測を再開。
ズーンの間隔が、なんとなく5分を切りそうな感じ。
痛みも、ちょっと、重くなってきている気がする。
そろそろ、また病院に連絡したほうがいいのかなぁ・・・。
そんなことを考えながら、パソコンをいじっていると、
ドゴンッ!!
とお腹から、今までにない爆発音が。
?!?!?どうした?!?!?!
あかにゃん、カメハメ波でも出したのか?!
と思うのもつかの間、
ダーーーーっと、ダムが決壊したように、一気に水が出てきました。
やばい。
破水した!!!!
しかも、とんでもない勢いで!!!
その瞬間、
数分前までのん気にしていたのが信じられないほど、
突然、言葉では表現できない、「死にそうな状態」になりました。
痛い!!!!
動けない!!!
というか、もう、一気に出てきてしまいそう!!!
まさか、自宅のコタツで!?!?!!
助けて!!!
死ぬ!!!
隣の部屋で寝ているせーじくんに、
声をふりしぼり、助けを呼びました。
起きねぇぇ!!!!(´;ω;`)
すかさず、LINE通話!!!
なんとか、起きてくれました( ;∀;)
急いで、タクシーを呼ぼうとしてくれましたが、
このとき、時間は朝6時すぎ。
ほとんどのタクシーが出払っているようで、
配車できる車が、どこにもない・・・。
5分起きの「ズーン」という激痛が来るたびに、
あかにゃんが、どんどん進んできてるのがわかる。
どうしよう。
怖すぎる!!!
このままでは、病院に間に合わない。
生まれてしまう。
どうしたらいいの?!
呼吸は困難、意識は朦朧としていました。
私の死にそうな様子に、せーじくんもパニックに。
救急車を呼びました。
来るまで、5分かかるとのこと。
私にとっては、あまりにも長すぎる時間でした。
部屋に、救急隊員がたくさん来て、私は担架で運ばれました。
病院までは、車で20分もかかります。
規則的に来る激痛を、あかちゃんが出ないように、
力をいれずに、こらえなければいけません。
やり方も分からないし、何の知識もなかった。
意識の仕方を変えよう・・・。
もう、この痛みと格闘するのではなく、
この陣痛と、新しい命に、感謝しよう。
全力でこの激痛を、愛そう。
それしか、思いつく方法はなかったです。
私は、陣痛が来るたびに、「ありがとうございます」
と、一心不乱に、心の中で唱えました。
悟りを開いて、成仏しそうな勢いでした。
この、「ありがとうございます念仏法」のおかげで、
なんとか、病院まで、持ちこたえました。。。!
実は、今回のバースプランは無痛分娩だったのです。
こんだけ痛い思いして、今さら・・って感じもしますが、
「とにかく早く麻酔してくださいぃ~~!!」
と、最後の力をふりしぼり、意志を伝えました。
時刻は、夜明けの7時前。
麻酔が効くまでに、さらに20分・・・・。
麻酔が効いて、分娩の準備が始まる。
ううう、やっと落ち着いた・・・
着いた時点で、すでに、子宮口は全開だったみたい。(;´・ω・)
時刻は、7時半ごろ。
助産師さん「いきんでみてください」
私「いきむってなんですか?!?!??!」
よくわからないまま、お腹に力をいれてみました。
助産師さん「そうそう、そんな感じ。」
助産師さん「もう一回、やってみてください」
静まりかえった部屋に、助産師さんと2人きり。
私「・・・これって、練習ですよね?!」
助産師さん「本番ですよ」
・・・・えっ!?!??!(゚д゚)!!!
ということで、もともと立ち合い希望だったせーじくんを慌てて呼ぶ。
あやうく、置いてきぼりにしてしまうところでした。
助産師さん「そうそう、上手にいきめてますよ」
・・・ちょっと待って、
私、何にも力入れてないんですけど・・・!笑
とりあえず、今から本番だ!という気持ちで、力を入れてみる。
助産師さん「はい、もう力入れなくていいですよ、
胸の前で、三回息を吐いてくださいね~~~」
オギャ~~~
えええええ!!!
生まれてしまった!!!!
あっけない!!!!笑
時刻は、7時50分でした。
もう、あまりにもツッコミどころが多すぎて・・・・!!
怒涛すぎる2時間。
病院に到着して、たった1時間弱。
さぁ、今から産むぞー!って気持ちになり、
実際に産まれるまでにかかった時間、たぶん1分ぐらい。。。
そのときに頭をよぎった言葉。
これこそまさに、「案ずるより産むが易し」・・・
初産だし、身体は小さいし、
きっと長時間の難産になるだろうなって思ってた。
旦那も、声をかけたり、背中さすったり、
ずっと立ち会ってサポートするイメージだったので、
あまりのスピード出産に、拍子抜けしておりました。
というか、無痛分娩にしてたというのに、
こんな痛みを味わうことになるとは、思ってもみなかった。苦笑
ある意味、一回のお産で、どちらも経験できたから良かったのか・・・(前向き)
救急車の時点で、すでに産まれておかしくない状態だったみたいだし。
最近ニュースで見た、電車で破水して出産したお母さんの状態がすごく分かりました。
はぁ~~~コタツで生まれなくてよかった・・・(T_T)
お産のエピソードって、十人十色。
これも、波乱万丈な、自分らしい出産なのかもしれません。笑
まぁ、なにはともあれ、
元気に生まれてよかった!!
その夜は、優しいオルゴール音が響く病院で、
ベランダで春の兆しを感じる夜風に当たりながら、
今までに感じたことないような、
胸がキュッとなる、切ない感覚になりました。
この10か月間、一心同体だった赤ちゃんが、
もう、このお腹の中にいないという不思議。
ホルモンバランスのせいなのか、
感受性がすごく敏感になっていて、
毎日、嬉しさや、切なさで、ママは、涙腺がゆるみっぱなしです。
とっても愛くるしい、あかにゃん。
生まれてきてくれて、ありがとう。
これから大事に育てていくからね。
長くなりましたが、
お読みいただき、ありがとうございました。
それでは!!
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