子育て

産後の気持ちの変化は?~親になって初めて分かったこと~

旅する料理研究家・さとみんです(^_-)-☆
今日は「親になり思うこと」というテーマについて語ります。

家族との今までの関係性について。

私の両親は、「子供の歩く道のレールを引かない」タイプだった。
基本的に、何をしても、余計な口出しはしないスタンスで、
よく言えば子供の意志を尊重する。悪く言えば放任主義だった。

だから私は、小さいころから今まで、自分の人生は、
”すべて自分で選んできた”というような生き方をしていた。

私は一人っ子なので、祖父母からもよく可愛がられ、
しつけも厳しくなかったため、とてもわがままな子供だったと思う。
自由気ままで、学校もあまり行かなかったし、
好きな研究(砂遊び・工作・料理)に没頭してばかりだった。
(三つ子の魂百までやな・・・)

その傾向は、成人になってからも、変わらなかった。
「ちゃんとした会社に勤めたほうがいい」という
アドバイスもきかず、八百屋に就職してしまったし、

料理研究を始めてからは、毎晩台所で実験ばかりだし、
車を運転し行動範囲が広がると、家には帰らなくなるし、

承諾なんて得ることもないまま、日本一周の旅に飛び出すし、
旅したあとは、そのまま、東京に住み始めちゃうし、
世界一周も、ほぼ詳細を言わず、50カ国以上行ってしまうし、
どこで何しているとか、こまめな連絡はとらないし。

さとみん
さとみん
これじゃ、住所不定の家出少女と呼ばれても仕方ない。(※もう少女じゃないけどな。)

挙句の果てには、
カンボジアで知り合った6個も年下の旦那と
突然、できちゃった結婚するわ…で、

たくさん、迷惑をかけまくり、心配もさせていたと思う。

でも、どんなときも、
私の母は、私を頭ごなしに否定することはなく、
全て受け止めて、いつでも淡々と話を聞いてくれていた。

ときには、それに甘えすぎて、
拒食症で病んでいた時は、全部親のせいにして恨んだこともある。
母の、いつも変わらない淡々とした態度が、逆に無関心に見えてしまい、
私は親の愛情をかけられずに育てられたんだ、と誤解して、
「そのせいで、精神がおかしくなったんだ」と、苛立ちを感じた時期もあった。
もう、10年も前のことだけどね。時がたつのはあっという間です・・・。

里帰り出産を通し、親と子供の狭間で感じたこと。

そんな私が、今年になり里帰り出産で、
3ヶ月ぐらい長期で福岡の実家に帰っていた時のこと。

今まで、ほとんど福岡に帰りたがらなかった私が、
この時ばかりは、東京に戻る前日、大号泣をしてしまった。

それは、今回の里帰り出産の帰省で、
自分も親になり、大きな気付きがあったからだ。
それは、はじめて分かった「親心」だった。

生まれた赤ちゃんは、
想像以上に可愛くて愛しくて、
見ているだけで幸せを与えてくれる。


あかりん(赤ちゃん)が生まれたあと、
親からは何度も 「あんたがちっちゃいときはね・・・、」という、
私の小さい頃と重ねての、育児の思い出話についての会話が増えるようになった。

そんな話をする親の表情は、どことなく懐かしそうだった。
楽しそうに 話してくれてるのを見て、
「あぁ、自分も、愛されてきたんだ・・・」
ということを、初めてはっきりと心で感じることが出来た。

人は誰でも、そんな赤ちゃんの時期があって、
こんなにも、親から「愛くるしい」と 思われていた瞬間があったはずなんだ
もちろん、あなたの記憶には残っていない話だけれど。
親は、きっと忘れているようで、しっかりと覚えている。

あなたが生まれたときのこと。
初めて笑ってくれた日のこと。
育児で悩んでつらかったこと。
たくさんお出かけに行ったこと。

出産は、親の過去の育児の思い出を、鮮明に蘇らせるきっかけになる。

今の時代では、何か問題があると、
すぐに
「親との関係性がよくないから、この問題が起きたんだ…」とか、
「自分は、親から愛されずに育ったからだ…」とか、

決まり文句のように、
【親からの愛情を受けずに育ったのが原因】だと、
全ての問題の根本を、親との関係性が良くないのが理由とする人がいる。

特に、スピリチュアルな人たちとの会話では、かなりお決まりの流れだ。
加速すると、「前世での親との関係性」までもが、問題視されたりもする。

だけど、それは、真実なのだろうか??
もちろん、親との関係性が悪いから、現状が悪いってことは、
十分にありえることだとは思うのだけれど、

「親から愛されなかったからだ・・・!」と主張する人の中には、
「愛されていたことに、まだ気づけていないだけ」の人も多いんじゃないかな。

うちの親も、不器用で、ポーカーフェイスで
全く言葉で愛情表現なんてしてくれない、クールな親だ。

だから、
私は、親から愛されてない!!と思って、八つ当たりもしたし、
全ての問題を親のせいにして、精神科に通院もしていた。
当時の私は、そうやって「自分は悪くない」という問題のすり替えをして、
社会の全てから逃げることを、正当化したかったんだと思う。

でも、 今思うのは それはただ、
私に、親の愛情を感じ取るアンテナが設置されてなかっただけのこと。
今、親になってみて、初めて気づいた愛情や気づきが、たくさんあり、
「親心、子知らず」という諺の意味が、やっと理解できた。
親は、子供が想像する以上に、こんなに色んな気持ちを感じているんだ・・・。

親の気持ちも分からないまま、
勝手に「愛されていない」と決めつけていた私が、愚かで恥ずかしく思えた。

東京に戻る日が近づくにつれ、
親からは、なんとなく哀愁を感じていた。

感情表現が下手な母は、言葉で表現することは、決してなかった。
けれど、やはり親は 子供の近くにいたいし、
いくつになっても、 子供のためなら
無償の愛を 注ぐことができるのだ、
という親心が、初めて、手に取るように、伝わってきた。

だから今回の 実家帰省が終わるのは、
私も寂しく、複雑な気持ちだった。
この一年、妊娠⇒結婚⇒出産と、かなりバタバタだったけど、
初めてこれで、「お嫁に行く」という実感が沸いた。

出発当日。
私は、母に「私を産んでくれてありがとう」
というメッセージを 書いて渡し、泣きながら 東京の家に帰った。

出産を機に、家族との関係性がこんなに深まるとは、
思ってもみなかったけど、里帰り出産は、本当にいい経験だった。

これからの残りの人生、
あと何回、親孝行ができるのか なんてわからない。

早く、納得のいくステージまで駆け上がり、
もっと親を喜ばせてあげたい、と心から思った。
ということで、
今週一週間はまた、福岡へ帰ります。
親との再会が、とても楽しみです(^_-)-☆

それでは!

 


⇒さとみんの育児ブログをもっと読む

 

ABOUT ME
旅する料理研究家さとみん
旅する料理研究家さとみん
㈱BIOTRIP代表取締役。管理栄養士。 心身のバランスを崩したのをきっかけに食の大切さに気づき、料理教室講師、マクロビスイーツ工房経営を経験。1000を超えるレシピを制作。 さらなる食の追求のため、日本一周したのち、世界の食卓を巡り、旅×食×人を繋ぐ、世界一周・料理修行の女一人旅をクラウドファンディングで達成。2か月で150万円を集める。行った飲食店は1万店舗、使った資産は1000万以上。私の使命は、人の人生が加速する繋がりやきっかけを創ること、勇気をだして一歩踏み出す人の背中を押すことです。 レシピや旅情報はLINE@でも配信中!
こんな記事も読まれています
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.