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アルゼンチン

ブエノスアイレスの治安は悪い!ケチャップ強盗多発のアルゼンチンに要注意!

旅する料理研究家さとみんです。

南米といえば治安が悪いことで有名ですよね(;^ω^)
私は世界一周の最初は南米からのスタートでしたが、
思った以上の治安の悪さに毎日が緊張の連続。
かなりハードな旅行となりました。
その中でアルゼンチンを旅行して感じたことを
いくつかまとめてみようと思います。

ブエノスアイレスの治安は悪い

「犯罪 銃 フリー」の画像検索結果
結論から言うと私はブエノスアイレスのみの観光だったのですが、
怖い事件に巻き込まれるようなことはありませんでした。

しかし正直に言うと、ブエノスアイレスは治安が悪い街だと思います。
どうしてそう思ったか、気をつけるべきことなどをまとめていきますね。

日本旅館に泊まって思ったこと

ブエノスアイレスで有名な日本旅館というゲストハウスがありました。
今は閉店されているそうですが、私はここに四日間ほど滞在しました。

チェックインするために宿に行くと、
入り口は厳重な鍵付きの二重ゲートになっていました。
そしてチェックインした後は治安についてや、気をつけるべきことの説明がありました。
その宿がある通りではカメラを出さないとか、
日本語で立ち話しないとか、厳しいルールがたくさんありましたが、
それだけ、この町は治安が悪くて警戒が必要だということを感じました。

ケチャップ強盗(マスタード強盗)に要注意!

止まっていた宿のスタッフさんの話によると
ケチャップ強盗は多い日では、
一週間に7人ほど宿泊者がケチャップをかけられたという時もあったのだそう。
つまり1日必ず1人は日本人が強盗未遂に遭っていたということです((((;゚Д゚))))

実際に被害に遭った方のお話も聞かせていただくことができました。

ケチャップ強盗とは?

「ホットドッグ フリー」の画像検索結果

南米ではよくある手口で、洋服や鞄にケチャップのような液体をつけられ、
誰かから「あなた何か付いているわよ」と声をかけられ、
親切に助けてくれる人が現れます。
その人が拭いてくれるうちに気付いたらお金を取られてしまうという、
典型的なスリの方法です。

私がよく聞いた話では、
絶対に物を盗まなそうな上品な感じの老夫婦の人に声をかけられ、
鞄を拭いてくれている時に、その老夫婦を突き飛ばして、
別の者が鞄をひったくり、目の前にあるタクシーに乗って逃げるというパターンです。
これは老夫婦とひったくりとタクシーが共犯になっているグループ犯行なんだとか。

あと最近は、あからさまなケチャップではなく、
白くてネバネバして臭い液体をつけられることが多いそうです(;´Д`)
これはカラスの糞に見立てているんだとか。

どんどん巧妙になっている手口。注意が必要です。

ケチャップ強盗が多い場所は?

ブエノスアイレスでケチャップ強盗が頻発する場所は

レティーロ地区や大統領府前の5月広場周辺、
フロリダ通りの付近、オベリスコ周辺、コロン劇場周辺、
レコレータの墓地や美術館の周辺、
世界で二番目に美しい本屋さん周辺、サンテルモ地区、地下鉄駅周辺、大通りなど。

とにかく人の多いところで狙われることがあります。

ケチャップ強盗の対策方法

とにかく何をつけられようが、誰に何か声をかけられるようが
相手にしてはいけません!
自分の足で歩いて安全な場所まで移動して、自分でふき取ることが大事です。
ちゃんとしたお店の中や宿に帰ってから拭かれることをおススメします。
地下鉄や公園などでは再び狙われる可能性があるので、油断してはいけません。

また相手は凶器を持っている可能性もあるので、犯人をこらしめようとしたり
写真を撮ったり、大声を出したりすると逆上させる危険性があるのでよくありません。

万が一強盗事件に遭ってしまった時の対策法として、
捨て金として20ドル程度をすぐに出せるポケットにしまっておく
というのも有効だそうです。

気をつけていても、いざとなったら何が起きるか分からないので
犯罪に遭わないための対策も大事ですが、
もしあってしまった最悪の状況も考慮して対策されることは大事だと思います。

私もそのつもりで対策をしておいたので、何とか大事には至りませんでしたε-(´∀`*)

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ブエノスアイレスのスラム街レティーロ地区は最も危険!

ブエノスアイレスには行ってはならない無法地帯となっている危険な場所
あります。
特に旅行者を狙った犯罪が一番多い場所がレティーロ地区(ビジャ31)
というところです.
ここは長距離バスターミナルに隣接している大規模なスラム街。
このように聞くとビビリの私でも、正直興味が湧いてしまいそうになるのですが、
麻薬の売買やマフィアの巣窟になっていて
とても危険な区域なので絶対に近づいてはいけません!!

もし近くに来てしまったとしても、ジロジロ見ない方がいいと思います。
もちろんカメラを向けたり、立ち入ったりするのはもってのほかです。
ここに入ってしまって犯罪にあってしまうと、自己責任となってしまいます。

私は電車に乗っている時このレティーロ地区が窓から見えました。
その写真はこのような感じです。

家がかなりボロボロな様子で、遠くから見ても怖かったです(・・;)

お札のすり替え詐欺に要注意

ブエノスアイレスではドルの価値が高いため、闇両替所はたくさんあります。
特にフロリダ通りやラバーゼ通りには客引きがたくさんいて、
常に「カンビオ、カンビオ(両替)」と早口でまくしたててきます。
かなりたくさんの両替所があるのですが、
闇両替は違法行為なのでトラブルにあった時は警察は助けてくれません。

中には悪徳業者もいるので注意が必要です。
レートの良すぎる人は大体悪徳なパターンも多く、
お金のすり替え詐欺や偽札だったりすることがあるので気をつけてください。

また両替の前後は強盗に狙われやすいので注意してください。

交通事故を目撃してしまった

これは本当にたまたまだったのですが、
道路の真ん中で車がひっくり返っていました(;´Д`)

かなりの鳥肌が立ちましたし、写真を撮るのも気が引けましたが、
自分の気持ちを引き締めるためにも保存しておくことにしました。

世界一周中は強盗だけでなく交通事故で亡くなった旅人の友人もいます(´・ω・`)
いろんなことに気をつけなければなりません。

街を歩くときに気をつけること

南米ではもう当たり前の事なのですが、
カメラやスマートフォンを手に持ったままぶらぶら歩いてはいけません。
一眼レフカメラを持っていると「私は金持ちです」とアピールしているのも同然です。
また、メガネをかけていると犯罪遭遇率がかなり高くなるという
データがあるので気をつけてください(日本人の象徴だからかな?)

サンダルを履いて歩くことも、この街では常識外れで嫌われるそうです。

また夜の一人歩きは強盗のリスクが高まるのですが、
私が滞在していた場所は、近くに賑やかなタンゴレストランなどがあり、
夜までお店が開いている場所だったので、
女一人でも9時か10時ぐらいまではレストランに出かけていました。

それでも帰り道はやはり怖いので、かなり早歩きで寄り道せずに急いで帰りました。

また、これは私個人の感じたことなのですが、
メキシコやペルーなどと比べてアルゼンチン人は少し冷たい印象を受けました。
やはり南米のパリというだけあり、
もしかしたら人種差別などもあったりするのか、
旅人に対して親切さを感じられずに少し寂しい思いをしました(´・ω・`)
(シャイで人見知りだという説もありますが・・・)

例えば、ブエノスアイレスで取得したブラジルのビザ代が予想以上に高く、
手持ち金がなくなってしまって困っていた時に、
お金がおろせるATMを探していたのですが、
ネットが繋がらないので、Wi-Fi完備のカフェに助けを求めに行きました。
しかし店員さん曰く、「注文しないとwi-fiは使ったらダメだ」と言うのです。
私は注文するための手持ち金もなく困っていたのに、
全財産を見せて説明してもWi-Fi使用の許可は得られませんでした。

むしろ、まったく対応してくれる様子もなく、無視・・・

こういうトラブルが起きた時に、助けてくれない雰囲気を感じたので、
なおさら自分の身は自分で守る、しっかりしないといけないと感じました。

これらのことを気をつけながら、
安全にブエノスアイレスの旅を楽しんでいただけたらと思います。

それでは!

ABOUT ME
旅する料理研究家さとみん
㈱BIOTRIP代表取締役。管理栄養士。 心身のバランスを崩したのをきっかけに食の大切さに気づき、料理教室講師、マクロビスイーツ工房経営を経験。1000を超えるレシピを制作。 さらなる食の追求のため、日本一周したのち、世界の食卓を巡り、旅×食×人を繋ぐ、世界一周・料理修行の女一人旅をクラウドファンディングで達成。2か月で150万円を集める。行った飲食店は1万店舗、使った資産は1000万以上。私の使命は、人の人生が加速する繋がりやきっかけを創ること、勇気をだして一歩踏み出す人の背中を押すことです。 レシピや旅情報はLINE@でも配信中!
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