「添加物まみれの母性」という河東ますみさんの漫画があります。
このマンガで、マイホーム資金の節約のために、
ポテトチップスをお湯でふやかした離乳食をあげるシーンがあり、
それが衝撃的で、話題を呼んでいます。
私が読んだ感想・あらすじはこちらです↓↓
このブログでも、「離乳食 ポテチ」で検索してくる人が非常に多いです。
・・・ということは、もしかしてみんな、
離乳食にポテチをあげていいのか、悩んでいるのではないか?と思い、この記事を書きました。
以前、離乳食教室もしたことのある、管理栄養士さとみんが詳しく解説します☆
目次
- 1 [su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]離乳食にポテチを与えてもいいの?[/su_note]
- 2 [su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]離乳食にポテトチップスを与えてはいけない理由[/su_note]
- 3 [su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]保育園のおやつは市販のスナック菓子が多くて心配なことも・・・[/su_note]
- 4 [su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]ポテトチップスはいつからなら与えても良いの?[/su_note]
- 5 [su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]これなら1歳児にも与えていいと思えるポテトチップスはこれだ![/su_note]
[su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]離乳食にポテチを与えてもいいの?[/su_note]
結論から言うと離乳食でポテチは与えないほうがいいと思います。
賛否両論ありますが、私の見解は以下の通りです。
[su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]離乳食にポテトチップスを与えてはいけない理由[/su_note]
化学調味料により刺激的な味を求めるようになる
市販のポテトチップスは、裏面の成分表示を見ると
化学調味料「調味料(アミノ酸等)」という表記が書いてあるものがほとんどです。
これは「味の素」、グルタミン酸ナトリウムという立派な薬品です。
とはいえ、実はそこまでこれ自体の健康被害は少ない添加物なのですが、
一番の弊害は、その強いうまみの刺激による中毒性。
この味に慣れてしまうと、日本人が大切にしてきた
伝統的な出汁の味がわからなくなってしまうんですよね。
化学調味料の味に慣れてしまうと。普通の食事では物足らず、
ジャンキーな味を求めてしまうことにより、
生活習慣病になる可能性も高くなってしまいます。
化学調味料でごまかされたものは、基本的に塩分もかなり高いので、
パンチの効いた濃い味ばかり食べていると、「味オンチ」になります。
また、これと同様に、白砂糖中毒性があるので、注意が必要です。
どんどん免疫力が低下してしまい、体が弱くなってしまいます。
油・塩分が多すぎてバランスが悪い
まだ胃や腸も完全な状態ではない小さな赤ちゃんの体に、
大人が食べるのと同じような刺激が強いお菓子を入れると、
肝臓や腎臓などの内臓にも負担がかかってしまいます。
そもそも、赤ちゃんにおやつをあげる意味は、
離乳食や母乳で足りない栄養を補給するための間食なのです。
全く栄養にならないおやつを与えつづけると、
塩分や油ばかりが増え、体に負担ががかるばかりです(;´・ω・)
カロリーが高いため、ちゃんとした食事を食べなくなる可能性がある
お菓子を食べさせだけでお腹がいっぱいになってしまってさらにお菓子のでちゃんとした 離乳食を食べないという悪循環になってしまう可能性もあります。
食感が固すぎる
離乳食期の赤ちゃんは、まだ上手に噛んだりすることもままならない時期です。
赤ちゃん用のおやつというのは、基本的になめて溶かして食べるように作られています。
そんな時期に、カリカリのポテトチップは上手に食べるのが難しいことを想像がつきますよね。
割って小さくしても、吸い込んで喉に詰まる恐れもあるので、与えてはいけません。
じゃがいもアレルギーというものが存在する
まれにジャガイモでアレルギーが発症する赤ちゃんもいるそうです。
普通はアレルギーは、タンパク質の多いもので反応するのですが、
基本的に過剰反応することはないとしても、
口腔内アレルギーで、口の中や喉の奥が赤く腫れたり、
かゆみが出る症状が出ることがあるんですよ。
ですので、ポテチはもちろんのこと、じゃがいも加工品を与える時は、
口が腫れたり赤いぶつぶつができたりしないか注意してみてくださいね。
かなり重度のアナフィラキシーショックを起こすことはほとんどないかと思いますが、
ひとつアレルギーを起こしてしまうと、
それと似たような構造を持った野菜なども、一緒に発症してしまうことがあるので、注意が必要です。
アレルギー体質の子は、なおさらポテトチップスは避けた方がいいでしょう。
[su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]保育園のおやつは市販のスナック菓子が多くて心配なことも・・・[/su_note]
また、ヤフー知恵袋などを見ていて驚いたのですが、
保育園などでは一歳ぐらいでも、ジャンキーな市販のスナック菓子を
おやつに与えているところも多いようですね。
家でいくら食育を大事にしていても、保育園に入れば一発でアウト。
これでは、もう意味ないやと思って、食育を諦める親御さんも多いんだとか。
なんだか、残念な話ですよね・・・。
保育園側も、なるべく手作りでおやつは食べさせてあげるべきだと思います。
無理ならせめて、無添加のものにしてほしいよね・・・!!
世の中の意識を底上げしていかなきゃ、そういう社会になるのは厳しそうですね。
身体にやさしいおやつレシピなら、今まで私もたくさん開発してきたので、
そのうちまとめて行こうと思います♪
[su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]ポテトチップスはいつからなら与えても良いの?[/su_note]
個人差はあるかと思いますが、市販のお菓子は
やはり3歳までは与えない方が良いかと思います。
ただ、やはりそれまでに市販のお菓子の味を覚えてしまうと、
その刺激の強さに食いついてしまう赤ちゃんも多いかと思います。
祖父母や他の人が悪気もなくあげてしまったりと、
悩ましいところではありますが、あまり目くじらを立てすぎると
親も子供もストレスになってしまうし、人間関係もギクシャクしがちです。
食べる量には気をつけて、後は寛容な気持ちでいた方がいいのではないかと思います。
(さすがに、ポテトチップスを袋ごと全部食べてしまったなんてことはないように・・・!)
[su_note note_color=”#d13c45″ text_color=”#fef9fc” radius=”5″]これなら1歳児にも与えていいと思えるポテトチップスはこれだ![/su_note]
品質や、工夫次第では、歯が生えたらいいんじゃないかな?
と思うものもあるので、紹介します♪
✅お母さんの手作りポテトチップス
母の愛に勝るものなし!
じゃがいも(メークイン)を薄切りスライスし、
水にさらしてでんぷんを流し、一枚一枚拭き取ります。
油でカラッと揚げてほんの少し塩をかけて完成です♬
手作りのメリットは、やはり油が酸化してないと言う点と、
味付けを自分で好みに調整ができるという点ですよね。
揚げたては特に美味しいし、化学調味料でごまかさず、
薄味にすることによって、じゃがいもの味もしっかりと分かります。
ただ油がやはり多いので、カロリー過多にならないよう、食べ過ぎには注意。
最近は電子レンジで作るポテトチップスの作り方もよく見かけます。
お皿の上にクッキングシートを敷いて、そこにスライスしたじゃがいもを並べ、
表と裏にそれぞれレンジで約3分加熱するのを繰り返していけば、
パリッとしたノンオイルのポテチができるそうです。
私は電子レンジの電磁波が気になって、あまりレンジは使わないのですが、
どうしても油が気になる方は、こういうやり方もあるので参考にしてね。
✅北海道のじゃがいもフレーク
価格:1,026円 |
これはじゃがいもをそのままフレーク化したものなのでノンオイル、かつ無添加で無塩です。
ポテトチップスではないけど、これならお湯でふやかして、離乳食として与えることはできそうです。
手軽で簡単だし、赤ちゃんも喜ぶかと思います♬ 安心ですよ。
✅無添加・ノンオイルのポテトチップス
深川油脂工業
|
これは市販でも手に入りやすいかと思います。
スーパーなどにも無添加のものが最近増えていますし、安心な品質です。
選び方は、無添加と言う部分だけでなく、じゃがいもは国産のもの、
ノンオイルのもの、無塩または塩分控えめのものだと、より良いかと思われます。
そのほか、もし気になるものがあれば、下記のこの本が600品も載っているので
オススメです。離乳食初心者のバイブルになるかと思います(^_-)-☆
最新版 離乳食 食べさせていいもの悪いもの600品 (学研ヒットムック) [ フーズ編集部 ]
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また、離乳食といえば、
2017年と2018年に生まれたお子さんを対象に、
Le creuset(ル・クルーゼ)の初めての離乳食キットというものが
現在キャンペーン中につき、無料プレゼントされていますよ!
下記のサイトから資料請求すると、無料でもらえるそうです。
申し込みページの行き方ですが、
左上のベネッセのアイコン→黄色い「キャンペーン情報一覧」に進んでいただければ、
ル・クルーゼのプレゼントキャンペーンページがあるかと思いますので、
これから離乳食を始める方や、現在離乳食の子などは、
是非 ゲットしてみてはいかがでしょうか?記念にしてもいいしね♪
それでは♬
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