旅する料理研究家さとみんです。
先日行った伊香保温泉旅行で石段街を食べ歩きしていた時に
多く見かけた食べ物といえば、湯の花まんじゅうとよばれる温泉まんじゅう。
この伊香保温泉は、湯の花饅頭の発祥の地とも言われているのですよ♪
そこで早速食べ歩きをしてみました!
目次
湯の花まんじゅう(温泉まんじゅう)とは
今となっては、全国の温泉観光地でよく見られる
茶色い皮の温泉まんじゅう。
元々は伊香保温泉の鉄分が多い茶褐色の黄金の湯と言われる
温泉の色をモチーフにして作られたお饅頭なのだとか。
湯の花饅頭と言うと実際に湯の花が入っていると私はずっと勘違いしていましたが、
湯の花自体は入っておらず、黒糖で黒い色を作っているのだそうです。
これが伊香保温泉で流行ったため、他の温泉地でも源泉を使用してみたり、
温泉の蒸気を使って作ったり、工夫した温泉まんじゅうが誕生したのだそうです。
温泉まんじゅうの定義としては、温泉のお湯も使っていないし、
温泉の蒸気を使ってなくても、とにかく温泉地で販売しているものならば
「温泉まんじゅう」 となるようです。
意外とアバウトでした(笑)
それでは早速食べ比べ してみましょう!
大黒屋本店の湯の花まんじゅう
伊香保温泉で宿泊した宿「松本楼」が一番おすすめする、という
湯の花饅頭のお店はこちらです!
石段街の途中ではなく、少しはずれのところにあります。
12時頃に行ったのですが、すでに湯の花饅頭は残念ながら売り切れていました(´・ω・`)
大変人気なので、開店と同時に行かれることをお勧めしますよ!
朝7時から開いています。
食べてみたかったので残念でした。
勝月堂の湯の花まんじゅう
創業100年を誇る湯の花饅頭のお店です。
このお店が温泉饅頭というものを考えだした発祥の地だと言われています。
元々は伊香保温泉の名物を作り出そうというところから、
始まったのだそうで昭和天皇も購入されたそうですよ。
湯の花まんじゅうは一個税込100円です
しかし驚いたことに、バラ売りの持ち帰りはできませんでした。
その場でお皿に乗せて提供されるのです。
持ち帰りできないというのはちょっと残念でしたが、
何かこだわりがあるのでしょう。
出てきた温泉まんじゅうは他のものと全く違う外観で、表面はぺっとりとしています。
一口食べると大変強い重曹の風味が広がりました!
中のあずきあんはとても繊細な仕上がりになっていて、
美味しかったです(๑´ڡ`๑)
ただ私は外側の重曹のクセが強すぎるところがちょっと苦手でした(;^ω^)
どちらにしても他の温泉まんじゅうとは一線を画す、風格のある味わいでした!
清芳亭の湯の花まんじゅう
宿にも置いてあった定番の湯の花饅頭はこちらです。
味は外の皮がふわっとしていて柔らかく、しっかりとした塩気を感じました。
少し塩味が強い印象で、雑味のようなものも感じました。
花いちもんめの 湯の花まんじゅう
宿の近くにしっかりとした店舗が構えられていました。
石段街のところにも、お土産屋さんがバラ売りで販売されていました。
味は外側がしっかりとしていて 、
黒糖の甘さをしっかりと感じました。
子宝屋の湯の花まんじゅう
ここも営業しているのかよくわからず、スルーしてしまいました(;^ω^)
他にもいくつかお店があったのですが、
やっぱり早い時間でないと売り切れになってしまっていて
全部制覇というわけにはいきませんでした(´・ω・`)
湯の花まんじゅうランキング発表
この中で 私は好みだったのは花いちもんめの湯の花まんじゅうです
しっかりと甘く、昔ながらの素朴な味わいで、
スタンダードなバランスの良い印象を受けました( ‘ч’♡ )
食べログのランキングでは、
1、勝月堂
2、清芳亭
3、子宝屋
4、花いちもんめ
5、大黒屋本店
6、田中屋
となっています。
MM1フェスティバル
伊香保温泉ではエムエムワンフェスティバルという
温泉まんじゅうのイベントも開催されているのだそうです。
これは日本の真ん中の渋川で饅頭を食べて楽しもうというフェスティバルで
伊香保温泉周辺の饅頭が勢揃いしたのだそうです。
伊香保温泉のある渋川市は日本の真ん中のへその町としても
有名だったとは驚きでしたΣ(*゚д゚艸)
皆さんも伊香保温泉に行かれた際は、
石段街で湯の花まんじゅうの食べ歩きをしてみてくださいね♪
それでは!!