南米といえば治安が悪いことで有名なエリアですよね。
実際 にペルーの首都リマでは私も 盗難事件に巻き込まれましたし、
常に緊張感が 続いている状態で 精神的な疲労が 結構ありました。
そのときの記事はコチラ↓
チリの首都サンティアゴには、三日間ほどしか滞在しなかったのですが、
実際の治安はどうなのでしょう?
その時に感じたことをお伝えいたします。
チリの首都サンティアゴの治安は良かった
今まで行ったメキシコや、ペルーの首都と比べて、
やはりチリは少し治安は良いような印象を受けました!
しかし、それはあくまでも「南米の中で」という条件での話。
もちろん、日本と比べると治安は良くありません。
殺人などの凶悪事件に巻き込まれるリスクは低いとしても、
窃盗事件、特に電車の中でのスリはかなり多いようなので、
気をつける必要があります。
また不自然な感じで人が話しかけてきたりした時は、
集団による窃盗事件やケチャップ強盗の可能性もあるので、
話しかけられた時は、特に警戒してください。
とはいえ、なかなか不自然かどうかの見極めは難しいですね・・・
私もペルーでは、お客を装ったグルの人から、
話しかけられた瞬間に置き引きに遭いました。
全然気づかなかったです( ;∀;)
日本人はどうしても、裕福だという印象を持たれがちですし、
平和ボケしているので 盗難事件の 標的にされやすいです。
動中なのにうっかり居眠りをしてしまわないように注意してくださいね。
チリの国民の祝日メーデー5月1日はデモに注意!
運が悪かったことに、貴重な チリの滞在期間の初日が、
5月1日で「メーデー」という祝日にかぶってしまいました。
この日は、スーパーや商店街などのお店が ほとんど開いていなくて、
街がかなり閑散としている雰囲気だったんですよ。
歩いている人も少なく、ちょっと寂しい雰囲気を感じました。
そして、メーデーの日は 労働組合などが デモを起こすこともあるのです。
2018年も、チリでデモが行われて、数千人が暴れたというニュースがあります。
警官隊などと衝突する 可能性もあったりするので、
デモ行進に遭遇してしまった場合は あまり興味本位で 近づかないほうがいいと思います。
ゴールデンウィーク前後に南米旅行の予定を立てていらっしゃる方は、
5月1日のチリへの渡航は避けた方がいいかもしれません。
私の友人はチリで窃盗事件に遭っています!
足元に置いていた大事な貴重品を全て失ってしまった、という話を聞きました。
バスなどの移動では、居眠りや荷物にくれぐれも気をつけてくださいね。
チリはワールドカップに熱狂的すぎて怖い。
治安とはちょっと違うかもしれませんが、
私は チリに来てすごくびっくりしたことがありました。
それは地下鉄に初めて乗った時のことです。
混雑している地下鉄の中で 大人数の男性集団が、
突然大声で歌い出し、電車の窓をバンバンと叩きだしたのです。
何が起きたのかわからなかったのですが、変な車両に当たってしまった・・・!
なんだか怖いな、どうしよう・・・・、
と思っていた矢先、
ドアが開いて、普通の OL の女性が入ってきました。
すると、その女性まで一緒に、その歌を口ずさみ出したのです!
と怖かったのですが、あとから、チリで仲良くなった方に聞いてみると、
実は、これはワールドカップでみんな熱狂的になっていて、
電車の窓を 壊れるぐらい 叩きまくって歌うのはよくある光景なんだとか。
変な人達ではなくて、それが当たり前 だというのは、カルチャーショック!
その車内の一体感は、すごすぎて、ビビりました・・・。
これまた驚いたことに、たいした渋滞ではないのに、
運転している車がみんなクラクションをプッププッププ~~と、
何度も鳴らしながら運転しているんです。
これは、暴走族集団なのか・・・・?!と思いきや、
どうやらこれもワールドカップでのぼせた人たちが、
車のクラクションを軽快に鳴らしながら運転しているのだそうです。
中には、窓から旗を出して振りながら、車を運転している人達もいました。
こんなにもサッカーに情熱的な国だなんて、とても驚きました!
まとめ
チリの首都サンティアゴは、他の南米の諸国に比べると、かなり治安は良い方だと思います。
しかし、日本人 観光客が狙われやすい旧市街のアルマス広場などの
典型的な観光地では、スリなどに注意して楽しく旅をされてくださいね。
それでは!