旅する料理研究家さとみん(@satomin8230)です。
私は、さまざまな経営者やサラリーマンやニートなど、
さまざまな人とお金について話す機会があり、
色んな人の価値観の違いを感じてきました。
その中で、今回は、自分の実体験による、
「お金」についての人々の様々な認識やその深層心理、
そこから少しずつ見出してきた特徴など、
感じたことをありのままに綴ろうと思います。
目次
お金というものは悪なのか?
私の周りにはフリーランスやバックパッカーなど、
面白い生き方をしている友人がたくさんいます。
その中でたまに出会うのが、「お金は別になくていい」・
「お金なんかなくても生きていける」ということを、
やたら強調している人。
人の価値観は様々なので、もちろん否定はしませんが、
そういう人って、せっかく熱い思いがあったり、
追いかけている夢や野心があるにも関わらず、
なかなかうまくいっていない人が多いように感じます。
理由は簡単。
お金を受け取ることを心のどこかで「悪い」と思っていて、
その思想により、自分の行動が制限されてしまっているからでしょう。
お金なんていらないと主張する人の特徴
「お金なんて必要ない」ということをアピールする人は、
私が出会った中では、3パターンに分類されました。
①反・資本主義の人たち
人は、お金によって競争したり比較したり、争いが起こるので、
お金はあってもいいことがない。
お金ではなく、物々交換の世界や、自給自足的な生き方を目指している、
意識高い系の人やヒッピーのような人たち。
私はオーガニックのお店で働いていたので、
特にこういう思想の方は、周りにかなり多かったです。
本気で人類平和に向かう素晴らしい考え方だと思いますが、
まだまだ全体で見るとかなり少数派で、
こういう世界はなかなかすぐには現実化することが
難しい部分もあるかと思います。
(一部実践している村や地域はあるでしょう)
お金をそこまで使わない生き方は、確かに出来るとは思うのです。
しかし、時代が追い付かない限り、一度きりの人生における選択肢が狭められてしまう部分も出てくるのではないかな、と個人的には感じています。
②稼げないことの負け惜しみ
このパターンで、「お金はいらない」と主張をする人たちの特徴は、
まずお金がないことです。苦笑
何をやっても稼げないので、お金を稼ぐために努力することを諦め、
そもそも別に「お金なんていらないし」と、稼ぐために必死で働く人や
サラリーマンを冷めた目でバカにします。
こういう思想パターンの人は、人のお金に対しても、雑に扱う傾向にあります。
つまり、お金が「価値」だということがよく分かっていないのです。
「友達だから割引してよ」とか「タダでやってもらって当たり前」など、
「お金は大事じゃない」と口では言いながらも、
お金が自分の手から離れないことばかりを考え、
平気で人のお金を奪っていく矛盾したタイプです。
このような人はプライドが高く、自分が好きな仕事しかしない、
やりたいことしか絶対やらない、
という自分中心・個人主義の考えが強い傾向にあります。
手に入れたことがないものを否定している時点で、
それは負け惜しみのようなヒガミであり、
本人は自覚していなくても、本心ではお金が欲しいと思っています。
現役のお医者さんが、「医者なんて大したことないですよ」、
というのであれば、それは謙虚で素敵なのですが、
医者になりたかったけど、試験に落ちた人が、
「医者なんて大したことないし!」というのは、
負け犬の遠吠えでしかありませんよね。
それと同じように、自由なお金をたくさん思ったことがない人が
「お金なんてなくていい」ということは、
お金が稼げないことを正当化するためのきれいごとにすぎません。
もちろん、
お金を稼ぐことよりも、やりがいを重視するという心理に関しては、
私もそうなので非常によく分かります。
ですが、お金がもたらす人生の可能性の素晴らしさも体感しているので、
お金をいらないとは思ったことはありません。
③お金に対するブロックやトラウマがある
お金という言葉に、良くないイメージを持っている人は、
確実にお金を遠ざけているなと感じます。
お金=欲の塊で汚い、お金を欲しがるのは欲深い人だ、という嫌悪感、
お金はトラブルの元になる、お金を得るのが怖い、お金持ちは性格悪い、
お金を貰うと罪悪感を感じるなど、
日本人はお金に対してネガティブなイメージを持つ人が多いです。
昔、戦時中に「贅沢は敵だ」とか、「倹約こそ美徳」
という意識を叩き込まれてきた影響もあるのかもしれません。
このパターンの人は、
「お金よりも幸せが大事!」
「お金では幸せは買えないのよ!」
などと、まるで悟りを開いたように強調してきます。
しかし、そんなこと、教えてもらわなくても、
日本人のほとんどが、とっくに知っていますw。
わざわざ、意識して主張するようなでもないのです。
お金持ちなら、お金はいらない?→そんなことはない!
ちなみにこの「お金はいらない」という人の特徴の3つの中に、
「経済的に余裕がある人」を入れようか迷いましたが、
これは、人によって全く違うのでやめました。
私の周りには、経済的に豊かな人で、
「今以上にお金はそんなに必要じゃない」と言う人も確かにいます。
それはどういう人かというと、
決して貯金額と比例しているわけでもないように感じます。
私の感覚としては、良い役職について安定したお給料をもらっている
会社役員の方からは、そのような言葉が出ることが一番多かったですね。
たぶん、きちんとした固定収入が入るからこそ、野心が少なく、安定・保守傾向だからかなぁ?
私は、今までたくさんの社長さんとお話する機会がありましたが、
大手企業の社長さんや大成功されてる人で、
「お金なんていらない」という人とは、一人も出会ったことがありません。
それは成功する過程で、お金があるからこそ、
やりたいことが加速したり、従業員にお給料を払えたり、
国に貢献したり、人を応援できたり、トラブルを回避したり、
時間や手間を節約できることの大切さ、
つまり一言で言えばお金の有り難みが、
本当の意味で良く分かっているからなのだろうと思います。
以前私のことを、よく面倒みてくださった大手企業の会長さんは、
「資本主義である日本国に感謝し貢献する」ということを
人生のポリシーの1つに掲げ、バリバリ稼がれていました。
その方は、常に新札の紙幣しか持っておらず、
お釣りで受け取る小銭は、すべて神社に寄付していました。
その方は、いくら稼いでも、もうお金で出来ることは全てやりつくしているので、
あとは寄付したり、会社に還元したり、国に貢献するという意識しかありませんでした。
そして沢山の人に、価値や豊かさを与えまくっていました。
やはり、こういう人の所にお金って流れるんだなぁ…と感じましたね。
その生き様が、めちゃめちゃかっこよすぎて、
私の考え方は、かなり影響を受けています。
また、お金さんの立場からしても、
自分のことを「別にいらないし」と言っている人よりも、
その大切さが分かってくれている人のところに行きたいはずですよね。
お金に無知な人たちが、「お金なんてなくていいわー」など、
お金を軽視したような発言をすればするほど、
本当にその人からお金って逃げていくものだよなーと感じます。
もう一つ、たまに思うのは、
「お金がなくても生きていける!」と主張している人に対して、
私は「自分の生活しか考えず、自分の世界で生きていくならね。」
という言葉を付け足したくなるときがありますw
(実際には言わないけどね)
確かに、人に助けられたり、救われながら、
お金がなくても生きていくことは可能だと思います。
しかし、
将来家庭を持ったり、応援したい人ができたり、守るべきものができたり、
「誰かのために何かをしたい」と感じる心が芽生えた時、
人に与えるための、最大限の選択肢と可能性を考えた時でも
「お金なんてなくていい」と本当に思えるのかな?と感じてしまいます。
まあ、お金に縛られるよりも自由で、
それも精神的にはいいのかもしれませんが。w
あ、ちなみにホームレス小谷さんは知っていますか?
ホームレスで1日50円で生きている芸人さんなのですが、
彼は、上記の例外パターンだと思います。w
まず、お金に対するブロックがないし、人に与えまくっているので、
築き上げてきた信用を、いつでもお金に変えることができる。
しっかり貯金があるのと一緒の状態なんだと思います。
この人は、まさに「お金がなくても生きていける」を実行している人です。
でも、その生き方が成功する秘訣も、やはりそのマインドの中に
「お金は悪者だから、たくさん受け取ってはならない」
と思っているわけではない、という部分が、カギなのではないかと感じます。
とにかく、お金を稼ぐ=悪、ボランティア=善という意識の人には、
なかなか行動を起こすことができず、お金が寄ってくることがありません。
では、どうすればそのお金のマイナスイメージを拭うことができるのでしょうか?
ということは次の記事でお話しようと思います。↓
それでは!
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