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旅情報

ベルギーの治安は悪い?知らなきゃ怖い危険な事実!【実体験談】

旅する料理研究家さとみん(@satomin8230)です。

世界中が夢中になるイベント・・それは、ワールドカップ!
その時期になると、よくW杯のユニフォームを着て歩いている方を目にします。

私が世界一周の時にベルギーに行ったのは2016年6月で、
ちょうどフランスでEURO2016が行われていたときのことでした。
ブリュッセルの街は大盛り上がりでしたが、きっと今もそうなっていることでしょう♪

海外旅行で気になるのはやはり治安。
今回は、ベルギーに旅行に行かれる方・必見!
私がブリュッセルに行ったときに、実際治安がどうだったかをを綴ろうと思います。


ベルギーの治安は悪いのか?


↑外務省の海外安全ホームページ URL (https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_172.html)によると、
ベルギーはどの都市でもレベル1で塗られている地域すらなく、
とても安全な国だということが読み取れますね。
しかし 実際に行ったところ、私はヨーロッパの中でも、少し他の国とは違う異様さがあり、治安はあまり良くないように感じられました。
その理由は以下のようなことが挙げられます。

街についたときの第一印象

ベルギーには、オランダから高速バスで向かいました。
バスを降りた瞬間、私は降りる国を間違ったのかな?と思いました。

なぜなら、すれ違う人は黒人だらけ。
そこにはヨーロッパ 人らしき人が、全く歩いていなかったからです。
wifiもなく、GPSもうまく動かなかったので、ここは本当にベルギーなのか?と本気で不安になりました。

あとから知ったのですが、実際ベルギーは移民がとても多い国。

特にアフリカ(コンゴが昔植民地だったので特に多い)や、アラブ諸国・北アフリカ系の人が多く、アラビア語で 書かれた看板なども、多く見受けられました。
現在、ブリュッセル住民の外国人(移民)が占める割合は、なんと75%にのぼり、
そのうち、ベルギーから、ベルギー人がいなくなるとまで言われているそうです。
一番多いのは、モロッコ人だそうです。
単一国家の日本では、想像もつかないことですね。

そして天気が悪いのもあり、なんとなく雰囲気もどんよりとしたものを感じました。
もちろん、観光地などは明るいのですが、一歩路地裏に入ると、少し怖いように感じます。


夜になると、やたらと男性が多い

これもたまたまかもしれませんが、夜歩いていると
男性ばかりが、とてつもない人数の集団でガヤガヤいるエリアをいくつか見かけました。

ベルギーはLGBTなど同性愛に寛容な国で、ゲイの方達が集まるエリアがあったり、アラブ諸国のイスラム教の格好をした 男性の集団が、外でお茶をしていたりするのですが、その数が圧倒されるボリュームなのです。
これはゲイパレードの翌日。いまだにパレードをしている人たちがいる。

このような、男性がわんさかいる光景は、他の国ではあまり見かけたことがなく、その中を、日本人女性一人で歩くのは明らかに目立ちます。そのような場所を通りすぎるのは、周りからの視線にヒヤヒヤしました。

地下鉄の改札でキセル乗車をする移民

ブリュッセルの街で、地下鉄に乗る時にビクッ!とした出来事がありました。
改札では、カードを通すとゲートが開かれるのですが、
なんとなく気配を感じて 後ろを振り替えると、
私の背後には、超至近距離でぴったりと 黒人男性が 張り付いていたのです。

すごく驚いた顔をしてしまったのですが、その男性は Sorry と 一言言って、ホームへ向かいました。
これは、スリや痴漢目当てではないのですが、無賃乗車をするために、誰かが改札に 入るときに、
ぴったり後ろに張り付いて、無理矢理入ろうとしていたのだと思います。

振り向いた時は、背後から刺されるかと思って、本当に怖かったです(;>_<;)
何もなかったから良かったですが…本当に 勘弁してほしい(T_T)


地下鉄で堂々と犯罪を犯そうとする男

ヨーロッパで一番多い事件は、殺人よりもスリなどの軽犯罪かと思います。
ベルギー在住の友人も財布をやられていますし、私も危うく、事件に巻き込まれるところでした。

それは地下鉄の中で座っていた時のこと。
左手で 肩にかけていたリュック の方から、小さく カサカサ っと言う物音が しました。
視線を左の方に向けると、隣に座っていた 男が、 私のリュックの外側のポケットの チャックを開け、手を突っ込んで、中を漁っていたのです。
車内は、満員電車どころかスカスカで静か。
あまりにも 堂々と している 犯行でした。
幸い、そのポケットの部分は非常食のお菓子が入っており、
そのお菓子の袋がカサカサとなったので気づいたのですが、
声を上げたり大げさに反応すると 逆恨みされるのではないかと思い、
体が一気にワーっと熱くなりました。
勇気を出して、震えた声で 「you stole…?」 と 二単語を発するので精一杯。
するとその男は 肩をすくめ、別に何もやってないぜ?と、少しバカにしたような 態度を見せました。確かに、まだ盗んでないけど、明らかに盗もうとしてたじゃん!!
心臓はバクバク。
とにかく離れようと思い、目的地ではないのですが次の駅で電車を降りました。
あー怖かった…
スリに「遭う」ではなく「会う」だけで済んだので、よかったです(;>_<;)

2016年ブリュッセルで起こった同時爆破テロ

記憶に新しい2016年、ベルギーのブリュッセル国際空港と、EU 本部のある地下鉄シューマン駅の西隣、マールベーク駅にて、同時爆破テロがありましたね。
EU本部の写真。

私がベルギーに行ったのは、その2~3ヶ月後だったので、街中が厳重警戒中の緊迫した態勢。
地下鉄や建物の前では、 銃を持った迷彩服の軍人さんが、いたるところで見受けられました。
みんなガタイがよく、威圧感があります。強そうだ・・・

テロの悲しみは、まだ癒えているような様子はなく、
夜、中心地の広場には、たくさんのキャンドルや花束や写真、悲痛なメッセージが…

テロの 爪痕は、いたるところに残っていて、大変胸が痛みました。



レストランで、危険な香りのナンパをされる

私は、どうやら欧米人から全くモテない (セクシーさが足りない?)タイプなんです。
西ヨーロッパ地方では特に、全く声をかけられることはないのですが、ベルギーだけは違いました。

しかも、健全なナンパ(?)というより、
なんとなく、ついて行ったら危なさそうな(人を騙そうとするような意図を感じる)雰囲気です。

特に、女性が気をつけてほしいのは、ブシェ通りと言う
観光客向けのレストランがずらりと立ち並ぶ 食い倒れにぴったりな賑やかな場所。

この辺りのお店は、ぼったくりが多いと言われ、さらに勧誘もしつこいので注意してください。
私はそのエリアで良心的な料金でサービスしてくれたレストランに入ったのですが、
オーナーさんは、私が食べている横でもやたらと口説いてきて、
肩などを触ってくるし、一緒に2階に行こうと 誘われました(~o~)

海外旅行では、過去にもトルコやインドで「上の階に行こう」と何かと理由をつけて誘われることが あったのですが、絶対についていかない方がいいと思います。
下手すると 人目のつかない部屋に連れていかれて、何をされるか分からないです。

私はトルコでもインドでも、もちろん断ったのですが、実際、だんだん相手は必死になり、性欲むき出しの本性をあらわにします。
勤務中の店員さんだからといって、変なことしないと思ったら大違いです!

まとめ

私は ベルギーには合計4日ほどしか滞在しておらず、実際感じたことも、ホント断片にしか過ぎません。

しかし、世界55か国を周った中で、たった4日でここまで 色々感じる国も、
そこまでないので、正直に綴らせていただきました。
もちろん、いいこともたくさんありましたよ!料理も最高に美味しかったし、いい国です。

ベルギーに行かれる際には、地下鉄・人が密集しているところ、
ナンパ・窃盗・スリなどには、細心の注意を払いながら、
あとで後悔しないように 最大限に努めてくださいね!

夜は、あまり出歩かないほうがいいと思うのですが、
せっかくの旅行ですし、宿に引きこもるのも勿体ないので、
一番おすすめなのは、自由度の高いナイトツアーを利用することです。

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日本語ガイドで自分の好みのプランを組め、安心して旅を楽しむことが出来ますよ。
一人で周るよりも、予算は少しプラスになってしまいますが、
何よりも安全第一、いい思い出や情報はプライスレスになること間違いなしです。

みなさん、トラブルなく楽しいベルギー旅をされてくださいね!!(^○^)
それでは♪

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ABOUT ME
旅する料理研究家さとみん
㈱BIOTRIP代表取締役。管理栄養士。 心身のバランスを崩したのをきっかけに食の大切さに気づき、料理教室講師、マクロビスイーツ工房経営を経験。1000を超えるレシピを制作。 さらなる食の追求のため、日本一周したのち、世界の食卓を巡り、旅×食×人を繋ぐ、世界一周・料理修行の女一人旅をクラウドファンディングで達成。2か月で150万円を集める。行った飲食店は1万店舗、使った資産は1000万以上。私の使命は、人の人生が加速する繋がりやきっかけを創ること、勇気をだして一歩踏み出す人の背中を押すことです。 レシピや旅情報はLINE@でも配信中!
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