旅する料理研究家さとみんです。
チリの有名な観光市場といえば中央市場ですね。
しかし私がさらにおすすめしたいのは、
中央市場の北側に位置する
ラ・ベガ市場(La vega central)というメルカドです。
こちらは観光市場というよりも庶民の台所で、ローカルな雰囲気が好みでした。
規模もかなり大きく珍しいフルーツや野菜がたくさん並んでいます。
それでは実際に行ってみて感じたことをレポートしていきます!
目次
ベガ市場の場所と営業時間は?
ベガ市場はチリの首都サンティアゴの旧市街、セントロ地区から歩いて行けます。
場所は、中央市場の北側に位置します。
地図ではここです↓
営業時間は通常は4時~19時30分までで、
日曜日だけは9時~14時30分までと少し短めです。
実際には、お店によって営業終了時間はまちまちです。
この看板がベガ市場の目印です。↓↓
ベガ市場には面白い野菜と果物がたくさん!
ベガ市場の中は地元の人達でかなり賑わっていました。
中は、野菜・果物・調味料などがあり、
リーズナブルな価格の小さなレストランもたくさんあります☆
世界一周に出てメキシコペルーと市場を見て回りましたが、
ベガ市場も、たいへん個性ある市場で、
ペルーでは見たことのない食材もたくさんありました!
チリで見つけたびっくり野菜をご紹介!
色々な野菜が並んでいます。
その中でも一番驚いたのがこれです。
この野菜、いったい何だと思いますか?
どこからどう見ても、ナスに見えますよね?
むしろ、ナス意外に考えられませんよね?(誘導尋問)
しかし、
試食させていただいてびっくり!
実は、中はこんなクリーミーな緑色をしているのです。
そう、正解はアボカドでした!!!
しかも、今までに食べたことない程に濃厚で美味しかったんです。
これは見た目とのギャップに驚いた野菜でした。
ズッキーニ。
とても太くてボリューム感がすごいです!(゚д゚)
チリで見つけた調味料や食材
これはmote(モテ)と呼ばれる小麦の粒です。
チリの定番ドリンクであるモテ・コン・ウエシーヨに使います。
参考記事はこちら
曲がったピーマンや黄色い唐辛子の酢漬けです。
チリの料理に使われるハーブやスパイスです。
チリ料理というとなんとなく名前だけで辛そうなイメージがありますが、
全く辛くないです。
特徴としてはオレガノがよく使われます。
チリの唐辛子を使った、
ちょっぴりスパイシーで辛いソース
chancho en piedra(チャンチョエンピエドラ)
です。
これはチリのサルサソースのようなもので、パンにつけていただきます。
スパイスコーナーのところによく見ると、
ローマ字で「味の素」と書いているではありませんか!!
日本のうまみ調味料がスパイスのように並べられていることに
びっくりでしたΣ(゚∀゚ノ)ノ
チリの果物は個性的で新鮮!
とても大きなキウイ。
半分に割ると種がぎっしりと詰まっていて、
生命力を感じます( ・`ω・´)
チリといえば、チリワインも有名ですよね(⌒▽⌒)
チリにはいろんな種類のぶどうが市場に並んでいました。
山積みにされた真っ赤なざくろを目の前でジュースにしています。
私も試しに飲んでみました。
かなり渋みとえぐみがあります(;´∀`)
身体に良さそうですが、口の中があまりの渋さに収縮しますので要注意です。
こんなの初めて!チリの面白い果物を発見。
ラ・ベガ市場では、見たことのない果物もたくさんありました!
知らない食材との遭遇は、とてもワクワクする瞬間です!
世界にはこんなにも果物の種類があるとは思ってもみなかったです。
今回初めて見たフルーツを紹介します。
PEPINO(ペピーノ)
pepino(ペピーノ)という見たこともない果物を発見!!m9(・∀・)
これはナスの仲間のようで、味や香りがメロンやなしに似ているんだとか。
スライスして生でいただくのが一般的だそうです。
最初は黄緑色で、だんだん熟してくると紫色になってくるのだそうです。
これも先ほどのアボカド同様、確かにナス科だというのがうなずけます。
ジューススタンドで見つけたので、飲んでみることにしました。
これといったクセがなく、正直全然印象に残っていません・・・!!苦笑
例えるなら、卒アルを見ていたときに「あれ?こんな人いたっけ?」って言われてしまう
クラスメイトのような、印象の薄さとでもいいましょうか・・・。
PAPAYAです。
調べてみると、パパイヤのことでした!
パパイヤって2億年前からあるらしいですよ!
3億年前からあるゴキブリといい勝負ですね。
(※比べるとこおかしい。)
ノニ(NONI)とキワノ(KIWANO)がそっくり!!
その原料であるNONI(ノニ)を発見しました。
ペルーで見たとき、ホヤみたいだな~と思っていた
謎の植物の正体がまさかノニだったとはびっくりです。
お、これは、半分に割られたノニを発見!
…と思いきや、後ろには「パライソ」という文字があります。
半分に切られた断面はパッションフルーツのようにドロドロとしていて、
緑色でちょっとグロテスクにも感じられますが、
非常に健康に良いものだというのがスペイン語が分からない私にも伝わってきます。
(健康に良いということが書いてそうなチラシ。)
気になったので調べたのですが、
パライソは「ツノニガウリ」という果実だそうで、別名はキワノです。
味は甘さはなく、かすかに酸味があるんだとか。
どうやらノニとキワノは別の果物のようで、
ノニは「ヤエヤマアオキ」という植物なんだそうです。
どちらも似ていますね。
でも調べたノニは、もっと緑だったんだけどな~
なんでだろう…品種が違うのかな?謎は解けないままでした・・・
フェイジョア
FEIJOA(フェイジョア)と書いてあります。
これも、見たことがない果物です。
果実はパイナップルとバナナの中間のような香りがあり、
生食やジャムやゼリーなどの加工食品やお酒に使われるんだとか。
(Wikipediaより引用)
またこれらの果物市場の近くにはジューススタンドがあり、
珍しい果物たちを絞りたてのジュースにしていただくことができます(*^_^*)
沢山の未知の果物と出会うことができてよかったですヽ(=´▽`=)ノ
他にもラ・ベガ市場の中にはレストランも所々にあります。
お値段もお手頃なので、気軽にご当地グルメを試してみてください♪
ただし!手荷物にはくれぐれも注意してくださいね m9っ`Д´)
それでは!!