旅する料理研究家さとみん(@satomin8230)です。
今回は、新しいサブスクリプションのサービスを
利用した感想についてお伝えします!
目次
続々ひろがるサブスク(定額制)サービス
最近サブスクリプション型サービスが広がってきていますよね。
サブスクリプションとは、その都度料金を払うのではなく、
月額でサービスを受け放題にすることができるというものです。
私の記事でも、以前このようなものを紹介しました。
①月額540円でうどん食べ放題の蒲田ミノラス食堂
これは大変珍しいサブスクリプション型の飲食店サービスです。
なんと、月額540円で
かけうどんが一日一杯食べることができるというサービスです!
30日毎日食べたら一杯20円以下になっちゃいますね♪
蒲田周辺の方は、とてもお得なのではないでしょうか。
②定額制多拠点生活サービスhafh
これも、とっても興味深いんですよ!!
HAFHは、月額費用を支払うと、
登録している施設がどこでも住み放題
というサービスです。
家族向けのシステムがあれば、
是非一生のうちに一度は使ってみたいなぁと
思うような魅力的なサービスです。
今回試したサブスクはREDUCE GO(出品者側)!
そして今回利用したのはReduce GOという、
廃棄食材を救出するためのマッチングサービスです。
これはどういうものかというと、
飲食店側が出店者として登録し、
余りそうな在庫食材を寄付という形で出品します。
飲食店が余剰食品を寄付することでそれが集客と収益になり、
廃棄も減らせるため、地球環境にも良いのです。
寄付された食材を1日最大2回まで受け取ることができるのです。
あとはお互いのマッチング次第なので、タイミングもあるかと思います。
今回は出店者側として、お世話になっているパン屋さんの余った食材を
出品してみることにしました。
その手順や流れについて、感じたことなどをまとめていこうと思います。
Reduce GO出品の方法について(店舗側)
こちらからページにアクセスします。
1.アカウントを登録する
まずはお店情報のアカウントを登録して、申請をします。
お店のロゴや住所、連絡先や営業時間を入力し、返事が来るまで待ちます。
2.アカウントの申請結果が手紙で来る
運営側は店舗情報を確認し、利用可能となったら書類で通知が来ます。
大体申請してから約一週間ぐらいで、手紙が来た覚えがあります。
3.アプリにログインをし、食品メニューを登録する
余りそうな食品は、メニューとして登録しておくと便利です。
メルカリのようなイメージで出品するのかなと思ったのですが、
メルカリよりも、もっと簡単でした。
様々な種類の食品がある場合は、
毎回商品情報を入力するのは面倒なので
あらかじめ自分のお店のメニューを登録することができます。
登録内容も写真を撮って、商品名や説明を入れるだけなので
とっても簡単です(*^_^*)
私の場合、商品説明の部分には、
商品説明というより、連絡事項を書いていました。
なぜなら、予約が入ったときにこちらから連絡する手段がないのです。
なので、商品の部分に、
「到着したら電話で連絡ください」ということと、
「マイバッグを持参下さい」という点を伝えていました。
最後に、受け取り開始時間と受け取り終了時間を入力
すればバッチリです!
4.登録した商品の在庫数を入力する
今日は商品が余りそうだなあと思ったら、寄付に出したい商品の在庫数、
つまり寄付ができる数量を入力していきます。
後はマッチングするのを待つだけです( ˘ω˘)
5.商品をお渡しする
設定をしておけば注文予約が入るとメールが入るようになっています。
アプリからも、どの商品の予約が入ったのかを確認することができます。
私の場合は閉店後のお渡しでしたので、
お店の前に到着したら電話をいただくようにしていたのですが、
おそらく普通は、営業時間中の閉店前にお渡しされることが多く、
そのままお客さんはお店に取りに来られるかと思います。
受け渡しができたら、アプリで注文された商品をタップして
渡しましたというチェックをすればオッケーです(๑•̀ㅂ•́)و✧
操作自体はとても簡単でした♪
Reduce GOのデメリット
実際使ってみたところ、ちょっと使いにくいなと
思う部分もいくつかありました。
誰が予約したのか分からないし、こちらから連絡ができない
どの商品に予約が入ったのかが分かるのはいいのですが、
誰が何を注文したのかということは一切わかりません。
ユーザー名も分からず、完全に匿名なのです。
そのため、複数の予約が入っている時は
お客さん本人に何を注文したのかを確認しないと
こちらからは把握することができない状態になっています(;^ω^)
それに、万が一お渡しすることができなくなった時などにも、
直接連絡をすることができなかったりするので、少しその部分は不便に感じました。
何をいつ渡したかの履歴が残らない
アプリはいたってシンプルな作りになっており、
表示されているのは現在の注文数と在庫数がメインとなっています。
なので
いつ何を渡したかという、
記録は確認することができないのです。
いざとなったら、メールをさかのぼって、
注文が入った日時と商品を見ることができるのですが
アプリ上で管理できないのはちょっと不便でした。
収益がどれぐらいになるのか分からない
1回渡したらいくらもらえるという明確な決まりはありません。
仕組みはユーザーの支払った月額料金の59%を、
それぞれのお店の注文数や注文率に応じて還元するという形なのだそうです。
残りの39%はReduce GOの収益となり、残りの2%は社会活動団体への寄付として
使われています。
目安としては、だいたい廃棄していた食材の
およそ原価分が収益になるというイメージでいいようです。
実際の収益を発表
約一か月間やってみた結果がこちらです。
受け渡し回数14回とありますが、全員2個づつの注文だったため、
実際に渡したのは7回だけとなります。
7回で2337円ですと、手間を考えても、悪くないかもしれません。
REDUCE GOで受け取りに来る人は乞食?どんな人?
出品者からすると登録しているユーザーって、どんな人なのか気になりますよね。
匿名性のあるサービスだから、ちょっと心配だったりもするかと思います。
私は、今までおそらく7人前後の方にお渡ししましたが、
その傾向としては
全員男性で、30代から40代ぐらいの、
至って普通の感じの方がほとんどでした。
時間帯もあるかもしれませんが、
仕事帰りだった近所のサラリーマンの方だったり、
車で取りに来られるお父さんや、
Uber Eats(ウーバーイーツ)で働いて
その帰りに自転車で立ち寄ったという方など様々ですが、
思ったよりもみんないい人ばかりでした(^^)
まとめ
Reduce GOの出品手順は思ったよりも簡単で、
慣れると、とても使いやすいサービスでした。
2019年5月時点では、私が出店したパン2~3個セットは、
1回の受け渡しにつき167円が還元されるようになっていました。
しかし出品したからといって、必ず受け取りに来る人がいるかどうかは、
その時のタイミング次第です。
私の場合、遅い時間からの受け渡しだったため、
出品しても反応がない日の方が多かったです。
しかし、自分たちで消費しきれずに廃棄しなければいけない時などは
このサービスは本当にありがたく、画期的だと感じました。
引き取りもお客さんがお店に来てくれるだけなので、
余計な手間もなく廃棄予定だった食材が収益に変わる上に、
出品側には手数料がかからないというのは大変ありがたいですね。
これからどんどんユーザーが増えていって、
盛り上がって欲しいサービスだなぁと感じました
(●^o^●)
それでは!!