中央アジアで食べた、小籠包ならぬ大籠包、マンティ(manti/мәнті)。
とっても大きくて、食べ応えのある蒸し餃子なのです。
小麦粉と塩で作られた生地に、中身は挽肉(牛肉や馬肉や羊肉)と玉ネギが入っています。
スメタナ(サワークリーム)やバター、トマトソースなどでいただくのが現地流。
これと同じような料理に、(グリ:花)ハニム(hanum)というものもあります。
こちらは、小麦の生地を大きく伸ばして、具をのせ、
巻きずしのようにクルクルとまき、包丁でカットして蒸したもの。
具材は、マンティのようにひき肉をはじめ、じゃがいもやかぼちゃなどもあります。
これはウズベクで食べたハニム。じゃがいもでボリュームたっぷりでした!
今回は、このハニムを現地では使用しない豚肉で作りました。
(中央アジアはイスラム教なので、通常豚肉は用いません)
✨包まない餃子!豚肉のハニム✨
<材料>大12個分
(生地)
小麦粉 375g
水 200g弱 (170cc~こねて、様子を見ながら調整します)
(具材)
豚ミンチ 340g
玉ねぎ(スライス) 1.5個
塩 小さじ1.5
コリアンダーパウダー 小さじ1.5
クミンパウダー 小さじ1.5
牛乳 小さじ3
胡椒 少々
(ソース)
・トマトソース
・ヨーグルト+塩のソース
<作り方>
①生地は、小麦粉に水を加えて、滑らかになるまでこね、寝かせます。
強力粉を使うともちもち食感になりますが、今回は薄力粉で作りました。
強力で作るときはもう少し水分が必要になるかもしれません。
②具材をボウルに入れ、全部しっかり混ぜ合わせます。
スプーンではうまく混ざらないので、手でコネコネしました。
③生地を麺棒で薄く伸ばし、具材を薄くまんべんなく広げていきます。
④クルクルと手前からまき、包丁でカット。
⑤クッキングペーパーにのせ、強火で15~20分ほど、お肉に火が通るまで蒸せば完成!
このままでも、味がありますが、トマトソースをかけるとすごく合います。
現地ではスメタナというサワークリームを添えるのですが、代用として
ヨーグルトに少し塩を加えたものでもOK。
そして、トマトソース&ヨーグルトソースのミックスが一番美味しいです!
乾燥したり冷めると固くなるので、ラップをして温めなおしたり、
トマトソースでそのまま煮込みにしても、美味しいですよ。
包まないスタイルの餃子なので、一気に作れてラクチンです!
それでは!
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