旅する料理研究家さとみんです。
今回は2019年3月27日浅草エキミセの7階にオープンした、
るるぶキッチンについてご紹介します!
目次
るるぶキッチンとは?店舗はどこにあるの?
「るるぶ」といえば誰もが知っている人気の旅行誌ですよね♪
このお店は、
るるぶの編集者が日本中を旅して見つけた
美味しいものをお届けする
というコンセプトのもと、
4週間に1回メニューや装飾を変えて、
様々な地域の食材やその地域の文化について発信しているお店です。
運営店舗はるるぶキッチンAKASAKA(赤坂)が2017年に第1号店がオープンし、
2店舗目がKYOTO(京都)、3店舗目は広島、4店舗目が先日築地にオープンしたばかり。
このASAKUSA(浅草)エキミセ店は5店舗目になります。
赤坂店レポはこちら

築地店レポはこちら

時期によってメニューを変えるというのは、
お店としては、決して効率的なことではありません。
私がお世話になっている「世界のごちそう」の本山シェフも、
2週間ごとにメニューを変えながら世界の料理を提供するお店「パレルモ」を
長年経営されていましたが、とても大変だったそうです(;^ω^)
しかし、るるぶキッチンや本山シェフに共通することは、
その地域のことについてもっと知ってもらいたいという、
食だけではないメッセージや想い。
食は、あくまでも手段のひとつなんですよね!
そのスタンスは私も同じなので、手段は違うけれど
勝手に親近感を抱いてしまうお店なのです(*^_^*)
るるぶキッチン浅草エキミセ第1弾の特集は「台東区・墨田区で見つけたプチ旅グルメ」
このお店は定期的にピックアップする場所を変えて、その地域の食材はもちろんのこと、
観光スポットなどの地域情報を発信するメディアの役割も果たしているレストランです。
特に浅草という立地なのもあり、東武鉄道沿線メニューに力を入れていくのだそうです。
特集メニューはこちら↓


例えば墨田区は葛飾北斎が90年の生涯をほとんど過ごした場所なので、
それにちなんで、葛飾北斎の作品がチョコレートになった
ショコラティエ川路の北斎チョコレート「神奈川沖浪裏×赤富士」(二個セット780円)や、
無添加の原料を使用したヴィルゴビールと呼ばれる北斎の作品がラベルに印刷された
上面発酵ビール(800円)などがいただけます。
ビールは黒麦と白麦があり、こちらは白麦です。
とても飲みやすくて美味しかった(*´﹃`*)+゚
台東区ではBookRoad~葡蔵人~という小さなワイナリーがあり、
お店では、そこで仕込んだワインもいただけます。
こういうの大好きですね。面白いな~☆
るるぶキッチン浅草エキミセのメニューは?
メニュー表がこちらです。
さすが、雑誌のようなメニュー表ですごくクリエイティブさを感じます。
見ているだけでワクワクしてきますね((o(´∀`)o))
このお店は特に釜飯をメインに出していまして、
地域の食材を釜飯スタイルでいただくことができます。
それ以外のサイドメニューも色々あります。それでは、早速紹介していきましょう!
※今回はレセプションでいただいたものなので、
実際のメニューと写真が異なる場合があります。
インどり屋のカリカリ☆そうからあげ 680円
今回大変感動した料理は、埼玉県草加市の草加せんべいを唐揚げの衣にブレンドしたという「そうからあげ」です。
中は鶏の唐揚げなのですがパリパリとした食感がいいだけではなく、
鶏肉の味自体がしっかりとしていて、甘みがあり、
感動する美味しさでしたΨ(。・∀・。)Ψ
唐揚げ好きな方はこの1品だけでもこのお店に来る価値があると思えるメニュー。
ついついお箸が進んじゃいます!
駿河湾産しらすと春キャベツとアスパラのサラダ480円
静岡県静岡市のご当地食材であるしらすを使った、さっぱりメニューです。
サラダといっても加熱してあり、
優しい味わいに癒される春らしい一品でした❀.(*´◡`*)❀.
「言われてみればイカを感じる玉こん」480円
山形県鶴岡市の郷土メニュー。
玉こんは群馬で食べましたが、これは、イカのだし汁がしみたこんにゃくなのだとか。
ネーミングセンスが秀逸ですね。
広島の隠れ人気メニュー「ウニホーレン」1480円
どうしてこれが広島名物なんだろうと、昔から疑問だったウニホーレンです。
お好み焼やもみじ饅頭のイメージが強すぎて、かなり存在の薄い料理なのですが、
味はとっても美味しい隠れた名物グルメなんですよ(*º∀º*)
ウニも臭みがなくて美味しかったです。
もんじゃ焼き 650円
これは特集の台東区メニューの1つです。
もんじゃといえば月島のイメージなのですが、浅草が発祥の説もあるのだとか。
鉄板スタイルだと気軽に食べやすくていいですね♪
松阪豚のとろとろ角煮980円
三重県といえば松坂牛が有名ですが、実は豚も人気なのです( ・`ω・´)
今回はこの松阪豚を使った松阪豚の角煮釜飯1680円をいただいたのですが、
一口食べてみるとその美味しさでほっぺが落ちそうになりました(●^o^●)
口の中で上質な脂身がホロホロ~っととろけていきます。
味付けも絶妙です。
かにカニ蟹釜飯1780円
贅沢すぎるカニたっぷりの釜飯です!(写真は取り分けたあと)
ほぐした蟹がたっぷりと入っていて旨味たっぷり。
上にはいくらがのっていました☆
最後はこの店のスペシャルメニューの釜飯2品!
日頃、頑張っている自分へのごほうびメニューにもいかがでしょうか?
松阪づくしの極上肉釜飯2780円
松阪豚の美味しさに感動した私は、この究極の釜めしを
作りたくなる気持ちが何となく分かる気がします。
超一流ブランド品の松阪牛と松阪豚と松阪錦爽どりという
3種類のお肉が贅沢に入っている一品です!
松阪は牛だけじゃないんだぞ!というメッセージ性を感じられる魂の逸品ですね。
海鮮彩り釜飯2480円
生ウニ、えび、かにいくら大粒のホタテや鮭などの
海鮮が全部つまった贅沢すぎる釜飯です。
彦摩呂がこの釜めしを食べたら間違いなく、
「海の宝石箱や~」と言うに違いないです。(笑)
他にも魅力的なメニューがたくさんで全部試してみたくなっちゃいました☆
また店内には物販コーナーもあり、お土産の購入をすることができます。
りんごジュースは2種類あり、プレミアムとノーマルタイプはあるのですが、
飲み比べてみるとプレミアムが断然おすすめ!
こちらがプレミアムで、
↓こちらがノーマルタイプです。色も全然違います。
プレミアムは本当に濃厚で、風味の強い味を感じました!
まとめ
このお店はコンセプトが面白いだけでなく、
実際にいただいてみると、味も大変美味しいです。
毎回メニューを考えるのは大変かもしれませんが、
こういう地域料理のメニューを監修するお仕事をするのが夢な私にとっては
楽しそうで、羨ましくもあります。
本当に最高のお店過ぎます・・・!!
ご当地グルメ好きな方にとっては、本当にパラダイスのお店だと思いますので、
是非行ってみてくださいね♪
それでは!!