料理修行旅・第三弾は、チリの家庭的な郷土料理です!
✨カスエラ(Cazuela)✨
カスエラは、フランスでいうポトフのような、
骨付き肉と大きな野菜がゴロゴロ入った煮込み料理。
カスエラという単語は「キャセロール(鍋)」という意味を持つようです。
今回、この料理を教えてくださったのは、
私が滞在していたサンティアゴの日本人宿「La frontera」の茂木夫妻。
「あなたの国のソウルフードは?」という質問には、
「Porotos con riendas(ポロトスコンリエンダス)」との回答が。
これは、豆と野菜の入った、炭水化物もりだくさんなパスタのことです♪
娘・みどりちゃんは、日本人の旦那さんと チリ人の奥様とのハーフです。
とっても優しいこの3人の家族が、温かく迎え入れてくれました。
「La frontera」は、日本人宿というより、ホームステイに近いような居場所。
入口も、大きく看板があるわけでなく、最初はここで合っているのか?不安でした(;´・ω・)
詳しいエピソードは、チリ旅行記で また投稿しますが、
ここでたくさんの思わぬ出会いがあり、本当に行ってよかったです♪
さて、本題のカスエラに話題を戻します。
カスエラは、野菜をゴロゴロ大きく切り、鶏肉・米とスパイスで一緒に煮込むだけ。
・・・作り方が簡単すぎて、説明が一行で終わってしまいました。(;´・ω・)汗
あまりにもシンプルすぎるので もっと具体的に説明すると、
じゃがいも、たまねぎ、にんじんを大きめにカットし、
骨付きの鶏と、 にんにく、コンソメでコトコト煮込みます。
あとは、少量のごはんも途中で投入。日本と品種が違うので、パラッとしていました。
※いかにも、自分が料理を作っているかのように書いておりますが、
実際には 簡単すぎて私の手伝う余地はなく、みどりちゃんとセルフィーで遊んでました笑
最期に、味の決め手は、クミンパウダー・塩・オレガノです。
チリ料理の特徴は、オレガノをよく使うこと。国ごとに特色があるのが面白い!
味見してびっくり。
素材がいいのか、こんなに簡単なのに、驚くほどに美味しい!
そして、すごく優しく、温かい気持ちになりました。
今回の世界一周で、家庭料理とレストランの違いを感じたのは、このときが初めてです。
身体の中に染みわたっていくような、ジーンとくる美味しさでした。
これはいい!!また日本でも冬に食べたらいいなと思う一品でした。
馴染みやすい味だし、そのうち日本でも、「カスエラ鍋」とか流行るのでは?
※「チゲ鍋」と同じように、直訳すると「鍋、鍋」という意味になっちゃいますけどね(;´∀`)汗
さて、お次の料理修行旅は、アルゼンチンです!
それでは!