旅する料理研究家さとみんです。
タイ旅行3日目は前日の五ツ星ホテルとはうって変わって、
カオサンエリアでバックパッカー宿に泊まってみました。
前日に泊まったAVANIリゾートPATTAYAの記事はこちら。
というわけで、今回はその時に宿泊した
ニューセントラルという宿のお話をしようと思います。
ニューセントラルの料金は?
部屋はエアコン、シャワー、トイレ付きでしたが、
シャワーはホットシャワーではなく、トイレも手動で水を汲んで
流さなければならないタイプのものだったので、
あまりコスパがいいとは感じませんでした。
この付近のバックパッカー宿ではやっぱりナット2が一番コスパがいいかな~。
お部屋は綺麗に清掃されている感じでしたが、ちょこちょこ小さな虫がいたようです。
最初、スタッフさんに中を見せていただいたのですが、
女性のスタッフさんはどうやら耳が聞こえない様子で、全て会話はジェスチャーです。
ホットシャワーがあるか?などは
シャワーを浴びて震えたりする仕草をしたりしながら、
必死で意思疎通を図ったのが面白かった笑
とりあえずこの日はここにチェックインしましたが・・・
それが悲劇の始まりとは思ってもみませんでした・・・
カオサン通りを満喫
遅い時間までカオサン通りを散策していました。
タイ古式マッサージも受けてお店を出た時には深夜の4時頃になっていました。
宿はカオサン通りからすぐ近くの、人通りのない裏路地沿いにあります。
アクセスは抜群なので助かりました。
歩いて宿に戻って休もうとしましたが・・・
鉄格子の扉が開かない
入り口に着いたらハッとしました。
鉄格子の扉に鍵がかかっているではありませんか!!
そしてその奥にはスタッフが布団を敷いて、見張りを兼ねつつ眠っています。
このようなパターンはインドやベトナムなどでも何度かありましたので、
この時点では動じることはありませんでした。
鉄格子をガタガタガタと大きく音を立ててゆらし、
エクスキューズミー!!!と大声で呼びかけました。
しかしスタッフは全く起きる気配なし。
その時に、大事なことをハッと思い出しました!
このスタッフ、耳が聞こえなかったんだったーーーー(絶望)
治安のいいタイとはいえども、暗い夜道の裏通り沿いに
ずっと追い出されているシチュエーションは最悪です(゚д゚lll)
しかも眠気と疲労で体はクタクタ状態、
休む気満々で戻ってきてまさか宿に入れないなんて(;´Д`)
何とかして鉄格子を開けようと試行錯誤しましたが、無理でした。
スタッフに何か物を投げようとしても、投げるものもないし、
ひたすら大声を出してガタガタと鉄格子を揺らすしかありません。
その時です。
後ろからゾンビのような歩き方をした、変な女性が現れました。
旦那は「やばいやつ来た、絶対振り向いたらアカン・・・!!!」
と言っていました。
その女性は、この付近をさっきからずっとふらふら徘徊しているようで、
ちょっと頭がおかしい人のようでした。
接近するゾンビ・・・
早く通り過ぎてくれええええーーーー!と思っていると、
女性は私たちを見てブツブツ何かを唱えながら、背後をゆっくり通り過ぎて行きました。
怖すぎる・・・・!!!!
心臓が止まりそうな瞬間でした((((;゚Д゚))))
夜間の外出には治安だけでなく宿の鍵状況にも注意!
また、あのゾンビが戻って来たらどうしよう?!という不安もありつつ、
必死で寝ているスタッフを起こそうとする私たち。
石ころでも投げるか?と思いますが、周りには何もありません。
すると次は、
いかついおじさんがこっちに歩いてきました。
またもや、緊張が走りました・・・!!!
深夜4時の裏路地で、
人が歩いてくるのがこんなに怖いとは!!!
しかし、そのおじさんはいい人で、
私たちが追い出されてる状況を理解し、まさかの参戦!!w
一緒に叫んで起こそうとしたり、鉄格子をガタガタと揺らしてくれました。
さらにその後、通りすがりの女性も、心配そうに見てくれました。
しかし、それでも全くスタッフは起きません・・・・orz
逆に周りを巻き込んでしまって申し訳なくなるぐらい・・・。
もう諦めるべきかと思っていたその時!!!
あまりのうるささに目が覚めた宿泊客が異常を感じ、
部屋から出てきてくれました。(=゚ω゚)ノ!!!!
そして、寝ているスタッフを叩き起こしてくれました。
良かった、助かったε= (´▽`;)
これで無事に部屋に入ることができました。
ていうか、
耳聞こえないなら、玄関で見張りしてても
意味ないじゃんかよぉぉぉぉヽ(`Д´#)ノ!!
そんなこんなで、
朝まで宿を追い出されるという最悪な状態は
何とか免れることができましたが、
もうあの宿はこりごりだ・・・と
心底思ってしまったさとみんでした。
まぁ、いいネタになったから良かったけどね(笑)
それでは!!