ハッキリ言います。
ペルーは治安が悪いです。(涙)
55ヵ国渡航し、旅慣れている私でも、唯一事件に遭った国ですし、
なんといっても、日本人の観光客は金銭目当てに狙われやすいので
ペルーの首都リマは、細心の注意が必要な街なんです。
それでも、旅はなるべく全力で楽しみたいですよね?
そこで、リマで3か所の宿に滞在した私の見解をご紹介します。
目次
あなたの好みの滞在スタイルは?
旅の宿には、日本人宿派、海外バックパッカー向け宿派、
リゾート(シティ)ホテル派、ホームステイ派など、色んな志向があると思います。
私は、一人旅をするなら、断然日本人宿派です。
英語が苦手な私にとって、日本人宿は、ちょっとゆるむことが出来る場所。
一番のメリットは、リアルな情報収集が出来ることですが、
一期一会の出会いだけでなく、日本で再会できるチャンスもありますしね。
なので、日本人宿があるときは、そちらを優先するようにしています。
さて、それでは今回泊まった宿の紹介です。
ペルーリマの日本人宿「江田イン」
<江田インの宿・人について>
日本人宿。私が泊まったときは、少し年上の旅人が多かった気がします。
宿は、年季が入っていて、どことなく「実家感」が漂う宿です。
しかも、珍しいことに、お風呂もあります。
江田さんのキャラは親しみやすく、この宿の特徴とも言えるでしょう。
なんと、ペルーに貢献した日本人として、表彰もされていました。
すごいですね~!ちょうど今ぐらいで沖縄県人のペルー移住は100年になるってことなのかな?
また、江田さんの娘さんのモニカは、とってもお世話になった恩人です。
詳しくはまた後日ブログに書きますが、彼女には事件の時にかなり助けられましたし、
彼女がいてくれたおかげで、ペルーの旅が、とても良い思い出となりました。
朝は、旅人と和気あいあいとしながら、色々なものを食べさせていただきました。
驚いたのが、この果物です。
「granadilla(グラナディーヤ)」というパッションフルーツの一種で、
カエルの卵のような果肉が、見た目からの想像をはるかに超え、とっても美味しいのです!!
ほかにも、このようなワイルドな魚のスープ(笑)や、
パンなども、色々とご馳走になりました。
みんな優しくて、癒されました。感謝!
<江田インのエリアについて。治安面は??>
最初に泊まった時は、周りには特に何もなさそうだし、
繁華街ではないしアクセスも良くないので、つまらないエリアだな~と思いました。
しかし、最終的には、結局ここに引き寄せられるように戻ってきてしまいました。
全体のバランスとして、私はここを一番オススメします。(その理由は最後に)
ペルーリマの日本人宿「お宿桜子」
<桜子の宿の感想・スタッフや宿泊者などについて>
有名な日本人宿。
今回は、ひみつのルームに宿泊させていただきました。
いや~。入ってみてびっくりですよ。
じゃ~ん。
こ、これはいったい・・・・????
逆に外国人のアニメオタクの方など大興奮しそうですよね!面白かったです。
ほかにも、プールがあったり、色々工夫されている、素敵な宿です。
泊まっている旅人も、とてもいい人ばかり♬
美人なおねえさま(リサさん)との、素敵な出会いもありました!
とまあ、このように、宿自体の評価はかなりいいのですが・・・・
<桜子のエリアについて。治安面が最悪。>
ここは、とても分かりにくい場所にあります。
最初行ったときは夜で入口が分からず、タクシーも困惑していました。
周りにはチャイナタウンのような街がありました。
暗くて、怖かったです。
先ほどは、桜子をべた褒めした私なのですが・・・、
残念ながら、どれだけこの宿がよくても、ここはオススメが出来ません。
なぜならば、ここは「サンホアンルリガンチョ」という地区で、
犯罪多発地域であるからです。
そうでなければ、かなりオススメなんですけどね・・・。
この周辺で私も被害に遭い、恐くなったため、この宿は予定を変更し、
一泊でチェックアウトしました。
近くに、市場が2か所あるのですが、大したことはありませんので、
とにかく宿周辺は、例えお昼であっても、ウロウロしないことをオススメします。
日本人がお金を持っていることは周知のことなので、
ぼ~っとしていると格好の餌食ですよ。
そのときの記事はこちらです。
私は手遅れだったのですが、事件にあってから、
現地のペルー人から、色んな情報を知りました。
まず、このエリアにタクシーが行きたがりません。
強盗される危険があり、危ないからです。
そして、この近くに凶悪犯罪者の刑務所があります。
脱獄者がうろうろいるかもしれません。
さらに、この土地はもともと何もない場所に、刑務所に入れられた犯罪者の家族などが、
勝手に土地を盗んで住みだしたとことから街が始まったそうです。
つまり、この周辺は、ドロボーの街なのです・・・。
なので、桜子に泊まるのは個人の自由ですが、くれぐれも気を付けていかれてくださいね。
※私はこの宿の批判をするつもりはありません。
宿はいいだけに、エリアが悪いのが、残念過ぎるのです。(T_T)
リマのゲストハウス「PURIWASI HOSTELS」
<プリワシホステルの宿・人について>
ミラフローレス地区に1泊だけ泊まったときに利用した、外国人向けバックパッカー宿です。
荷物は鍵で収納できるようになっており、安全です。
内装もベットもキレイで、居心地もよかったです。
私がPCで作業をしていると、たまに酔っ払った外国人に声かけられたりはしましたが、
あまり絡む気がなかったので、適当にかわしました。
コミュニケーションをとりたい方は、とれると思うし、ちょうどいいかと思います。
↑もちろん、宿やエリアについての説明も全部英語か、スペイン語です。
<プリワシホテルのエリアについて>
エリアについては、[su_highlight background=”#f7f764″ color=”#0d0d0c”]申し分なし!![/su_highlight]
賑わっていて夜遊びも出来るし、治安のいいエリアです。
夜でも気軽にふらっと出歩ける自由さがあります。
日本人宿が苦手な旅人は、ミラフローレスのこの宿がリーズナブルでオススメです。
ただ、周囲の物価は高いので、レストランは入りにくいです。
[su_note note_color=”#0f47c5″ text_color=”#fdfafa” radius=”4″]まとめ[/su_note]
桜子に向いている人
・事件に遭ってもいいと思える人 ※←そんな人おるかい。笑
・観光よりは、宿に沈没し、日本人の旅人と出会いや交流を楽しみたい人。
江田インに向いている人
・旅人初心者・ペルー初心者には、絶対ここがオススメです。
・旅と出会いを、バランスよく安全に楽しみたい人
・安くて美味しい食文化を楽しみたい人(近くにオススメの市場あり)
Puriwasi hostelsに向いている人
・夜遅くまで周辺散策がしたい人
・繁華街が好きな人、予算に余裕がある人、
・英語やスペイン語で会話を楽しめる人
ただ、やはり治安の悪いペルーを楽しく旅するには、
リアルな情報収集は大事です。
個人的には、英語が話せない方は、せめて1泊目だけでも日本人宿に滞在して、
オーナーさんや旅人から現地の生情報をしっかり仕入れてから、観光するのがオススメです!!
そのほか、色んな宿・エリアがあると思うので、
みなさんの体験談もぜひお聞かせくださいね。
それでは!!