プライベート・ひとりごと

旅行嫌いだった私のネジが外れてしまった場所【人生変わる瞬間】

今回は、珍しく雑記でも書いてみました。
ひきこもりの私が、旅人になったきっかけのお話です。

旅行なんてつまらない。
人生は楽しくない、と思っていた。

それまで、旅行なんて嫌いだった。
小学校から不登校で、引きこもり気質の私にとっては、
家の中が何より一番の パラダイスだった。

「旅行というものに価値を全く感じない」

という表現の方が、的確かもしれない。
旅行に何万も使う人達の話を聞いては、
「なんてもったいないお金の使い方だ・・・」と思っていた。

旅は手段であり、決して目的ではなかった。

そんな私の人生の転機は、
忘れもしない2013年8月26日

旅行嫌いの私が、外の世界に出た理由は、ただ一つ。
地元での活動に、これ以上可能性を見いだせなかったからだ。

自然食の美味しさを世の中に広めたい!という想いは本気だった。
でも、まだまだ福岡は地方都市で、情報も足りなさすぎる。
だから、都心での自然食業界の在り方を学びに行こう、と思った。
旅行というよりは、仕事の研修のような感覚だった。

もしも私が料理研究家じゃなかったら、旅に出ることもなく、
きっと一生、地元で外の世界を知らずに人生を終えていただろう。

旅レベルゼロ。失敗だらけの初心者女一人旅。

初めての一人旅は、
飛行機のチケットを買い直すところから始まった。
あまりの初心者がゆえ、地下鉄にも慣れておらず、
福岡空港駅にたどり着くことすらできなかったのだ。

空港に見送りにきていた友人も、先行き不安な私を、心配していた。

当時、私は27歳になったばかり。
遅咲きではあったが、このとき、生まれて初めての一人旅が始まった。

行き先は神奈川県。
期間は、2週間だった。
東京に行くはずが、神奈川県に変更したのは、
色々調べるうちに、東京の都会さにビビってしまったからだ。
だから、とりあえず神奈川にしようと思った。(何て失礼な・・)

しかし、
想像以上の横浜の都会さに、私は腰を抜かしてしまった。

さとみん
さとみん
「あれ?日本三大都市は、東京・大阪・福岡じゃないと?!」

福岡県民が信じている、日本三大都市神話は、音を立てて崩れさった。

私のブレーキを外したのは、10年ぶりの○○だった

私は、鎌倉というエリアへ足を運んだ。

さとみん
さとみん
「これが、学校の授業で学んだあの大仏なのか!!!!」

まるで、テレビで見かける芸能人を見たように、私は感動した。
旅をしたことがない私には、全ての刺激が強すぎて、
「料理の勉強」だけでは得られない、様々な感情が動かされた。

鎌倉で出会う人達は、とても親切だった。
お店の人も優しくて、穏やかな人ばかり!!

鎌倉の自然食レストランの会計時に、
お店の方と連絡先を交換をした数分後。

そのスタッフさんから電話がかかってきた。

スタッフ
スタッフ
「自転車に乗りませんか?貸してあげますよ!」

さとみん
さとみん
自転車なんて、もう高校生以来、乗っていないし・・・
怖くて乗れないから無理だなぁ・・・・。

と思い、私は断って電話を切った。

その夜、泊まっていたビジネスホテルで、
なんだかモヤモヤと不完全燃焼な気持ちになった。

やっぱり、もっと広い世界を見てみたい。

数日後、私はまた鎌倉に 出向いて、自転車を借りることにした。

全て自分で決める一人旅。
その選択肢の多さにワクワクした。

おそるおそる、かりた自転車に乗ってみる。
運動音痴で小柄な私は、足も地につかない状態で、
最初はフラフラしたが、段々と高校生の頃の感覚をとりもどした。

鎌倉から腰越の方に、一気にペダルをこいで、
風を切りながら海沿いを走る。

眩しい夏の日差し、水面がキラキラ光る海、
潮風、打ち寄せる波の音を全身で感じている時に、

「私はいま・ここを生きているんだ!」という実感が込み上げた。

こんなにも、”生きている”という命の歓びが、
身体の底から湧きあがることは、今までなかった。

さとみん
さとみん
よし。こうなったら、全力疾走だー!!!!

私は、ブレーキが外れたかのように、
夢中になって自転車を飛ばし、西鎌倉から、
北鎌倉の険しい坂道を立ちこぎをしながら上り、
猛スピードで急降下し、鎌倉駅までぐるっと戻ってきた。
数時間のうちに、私は20km もの道のりを自転車でぶっとばしていた

運動嫌いだし、10年ほど自転車に乗っていなかったのに、
自分でも、このみなぎってくるエネルギーには、ビックリしてしまった。

なんて美しい世界なんだろう。

この瞬間、
地球の壮大さとか、
生きることの意味とか、
世界には、たくさんの素敵な場所があって、
まだ見たことのない可能性にあふれているんだ・・・

と言うことを体感し、知的好奇心に一気に火が付いた!!!

まさに、ネジがぶっとんでしまったような感覚だった。

最初は、約2ヶ月間だけ、料理勉強の旅をして、
そこで学んだことを生かしながら、
地元に戻って、またコツコツと働くつもりだった。

でも、

人生はたった一度きり。

もっと 自分の心を解き放って、ワクワクに、正直に生きて行きたい。

明日死んでも、後悔しないような人生を、日々噛み締めながら送りたい!

そのような想いが掻き立てられ、
突然、私は旅人になってしまったのだ。

そんなきっかけを与えてくれた神奈川は、
私にとって、一番大切な、はじまりの場所だ。

みなさんも、鎌倉に寄ったときは、
ぜひレンタサイクルで、海沿いを走ってみてほしい。

きっと、日頃のしがらみから解き放たれて、
生きる活力がみなぎってくることと思います。

もしかしたら、あなたの旅人スイッチも入ってしまうかもよ。(^_-)-☆

それでは!

ABOUT ME
旅する料理研究家さとみん
旅する料理研究家さとみん
㈱BIOTRIP代表取締役。管理栄養士。 心身のバランスを崩したのをきっかけに食の大切さに気づき、料理教室講師、マクロビスイーツ工房経営を経験。1000を超えるレシピを制作。 さらなる食の追求のため、日本一周したのち、世界の食卓を巡り、旅×食×人を繋ぐ、世界一周・料理修行の女一人旅をクラウドファンディングで達成。2か月で150万円を集める。行った飲食店は1万店舗、使った資産は1000万以上。私の使命は、人の人生が加速する繋がりやきっかけを創ること、勇気をだして一歩踏み出す人の背中を押すことです。 レシピや旅情報はLINE@でも配信中!
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