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タイ

バンコクのカオマンガイ人気店。緑&ピンクの食べ比べ!おすすめメニューは?

旅する料理研究家さとみんです。

皆さんはバンコクにあるカオマンガイの名店をご存知でしょうか?
私は初めてのバンコク旅行で、迷わず行ったお店があります。

それは「ピンクのカオマンガイ」という名前で知られてるお店、
ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム
(Raan Kaithong Pratunam/ร้านไก่ตอน ประตูน้ำ)です!

今回久しぶりにこのお店に行こうと思った時、
すぐ近くにもう一つ人気の「緑のカオマンガイ」というお店もあることを知ったので
食べ比べてみることにしました。

スワンナプーム空港駅からこの駅に降りて、歩いていくことに。
途中でかなり気になるマーケットを発見しましたが、今回はスルー。

「PRATUNAM MARKET」という、けっこう有名な市場のようです。
今度機会があれば行ってみようっと!

緑のカオマンガイのお店!名前はクワンヘン・ガイトーン・プラトゥナーム

(Kueng Heng Pratunam Chicken Rice・ร้านอาหารก่วงเฮงไก่ตอนประตูน้ำ)

クワンヘンが緑のカオマンガイと呼ばれる理由は、
看板の色とスタッフが緑のコスチュームを着ている、
というところからです。
別名「PRATUNAM GREEN SHOP」とも呼ばれているようです。
創業1932年という歴史のあるお店なのだとか。
お店の前にはグツグツ煮込まれた鶏ガラ出汁があります。

2時過ぎにお店に行ってみたところ、お店の前には行列が出来ていました。
本店らしき所の2軒隣にも増設店?があり、私はそちらの方に案内されました。

緑のカオマンガイ、クワンヘンのメニュー・値段は?

このお店は茹でた鶏肉だけではなく、
揚げたフライドチキンのカオマンガイもいただくことができます。

さらにハーフ&ハーフもできるようです。他にもサテと呼ばれる焼き鳥や春巻きなどのサイドメニューや、
トーストなどのスイーツメニュー、タイの紅茶などのドリンクメニューもかなり充実している印象です。 今回はシンプルなゆで鶏のカオマンガイ50バーツと
フライドチキンのSサイズ60バーツを注文してみました。

緑のカオマンガイの味はいかに?

出てきたカオマンガイはこちらです。きゅうりとピリ辛のタレが添えられ、鶏ガラのスープも一緒に出てきました。まずはスープをいただいてみると、とっても優しくて甘い独特の風味がします。
そんなに胡椒も効いてなくて、飲みやすい印象です。

お次はカオマンガイをいただきます。このタレは思った以上にピリ辛で、口の中はヒリヒリとします(;´Д`)
それを和らげてくれるのが付け合わせのきゅうりです。
ご飯はパラパラとしていて、そんなに味は強くない印象です。
ソースのパンチで頂くイメージでしょうか?

そして特筆すべきなのが、このフライドチキンです!こちらにはスイートチリソースが一緒についてきました。

このフライドチキンは想像を超える美味しさでした!!ψ( * ‘ڡ’ *)ψ

衣がとってもサクサクで、鶏肉の旨味がしっかりと味わえる様なチキンだったのです!
ここに来たらゆで鶏のカオマンガイだけでなく、
フライドチキンを食べることをお勧めします(๑•̀ㅂ•́)و✧

そしてその後は目と鼻の先にあるピンクのカオマンガイのお店に向かいました。

ピンクのカオマンガイのお店の名前はラーン・ガイトーン・プラトゥーナム

(Raan Kaithong Pratunam/ร้านไก่ตอน ประตูน้ำ)
バンコクで一番人気のお店がこの「ピンクのカオマンガイ」です!

創業は1960年なので、実は緑のカオマンガイのほうが先に出来ていたようです。
お店に着くと予想外にもお客さんがいません。
店員さんに聞いてみると、お昼は一旦お店を閉めるようで、
次のオープンは17時からなんだとか。
テイクアウトもNGでした。

この時点でまだ15時すぎだったのでどうしようかと思いましたが、
せっかくなので食べ比べ企画を果たすべく、
2時間サイアムエリアをプラプラしながら待つことにしました。

この場所からサイアムまでは徒歩で行ける距離なので、
ニューオープンしたザ・マーケットやセントラルワールドなど
暇つぶしできる施設がたくさんあるので助かりました(⌒▽⌒)

そして17時少し前に再度お店に到着。
お店の前には既に行列ができていました。
ちょっと早めに到着しておいて良かったです。せっせと開店準備を始めるスタッフ達。
すごくバタバタしていました。

そして時間になり、席に案内されました。

ピンクのカオマンガイのメニュー・値段は?


(タイ語は読めません。。。)

こちらのメニューにはフライドチキンはなかったので、
シンプルなカオマンガイ40パーツを注文。
こちらでは部位を聞かれましたので、手羽とモモ肉のミックスで注文しました。

出てきたものがこちらです。やはり同じようにタレとスープ、そしてキュウリが付いています。一口スープを食べて思ったのが、こちらはかなりスープの味がしっかりとしています。
胡椒がとてもピリッと効いて辛い。
緑のカオマンガイの優しい味わいのスープとは全く違いました。

その分、素材の味も引き立つような塩加減ともいえるかもしれませんが、
個人的にはちょっと胡椒が辛すぎでした。

そしてカオマンガイのライスは、かなり味がしっかりとしみていて、とても美味しいです。
緑のカオマンガイと比べるとその差は歴然で、
圧倒的にこちらの方が美味しく感じられました。
お米に鶏肉の旨味とコクがしみ込んでいるんですよね。

また、トッピングの鶏肉自体の味はそんなに違いは分かりませんでしたが、
ソースの味もよく全体的にピンクのカオマンガイの方が
やはり美味しいという印象を受けました。

こうやって食べ比べしてみると、それぞれの違いがよくわかって
とても面白かったです(^^)

ピンクのカオマンガイは15時~17時までのアイドルタイムがあるので注意しながら
皆さんも食べ比べしてみてくださいね♪

ピンクのカオマンガイは日本にも進出。渋谷にある「ガイトーンTOKYO」は閉店の危機?

カオマンガイって日本にいても、ムショーに食べたくなる時があるんですよね。
実はこのお店は、2015年に日本にも進出しています。

ただ、店舗は、ラゾーナ川崎、難波、福岡、西新橋などにも
出店したようですが、その後、ことごとく閉店し、
このまま日本で撤退するのではないだろうか?という噂もあります。

その理由としては、日本のガイトーンの店舗は、
やはり本場の味とかけはなれてしまっているところにあるようです。

ちなみにお値段は800円。パクチーは食べ放題なんだとか。
現地では140円ぐらいで食べられるので、約6倍弱の価格になります。
・・!
現地価格を知ってしまうとなんだか高く感じてしまいますね~。

いまのところ、まだ渋谷の1号店は残っているようなので、
私も日本にあるうちに行ってみて、
日本のカオマンガイと現地の味の食べ比べをしてみたいなと思っています。

それでは!!

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旅する料理研究家さとみん
㈱BIOTRIP代表取締役。管理栄養士。 心身のバランスを崩したのをきっかけに食の大切さに気づき、料理教室講師、マクロビスイーツ工房経営を経験。1000を超えるレシピを制作。 さらなる食の追求のため、日本一周したのち、世界の食卓を巡り、旅×食×人を繋ぐ、世界一周・料理修行の女一人旅をクラウドファンディングで達成。2か月で150万円を集める。行った飲食店は1万店舗、使った資産は1000万以上。私の使命は、人の人生が加速する繋がりやきっかけを創ること、勇気をだして一歩踏み出す人の背中を押すことです。 レシピや旅情報はLINE@でも配信中!
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