旅する料理研究家さとみんです。
この日はタイ旅行2日目でメークロン市場と水上マーケットつきの
オプショナルツアーに参加しました。
その移動の途中でトイレ休憩も兼ねて立ち寄った
ココナッツファームについてお伝えします。
ココナッツファームの場所は?
ココナッツファームの場所はこの地図のところです。
メークロン市場と水上マーケットをつなぐ325番の道路の途中に位置します。
周囲を見渡すとヤシの木が生えているのが見えました。
ちなみにトイレは無料で使用することができました!
入口でトイレットペーパーをもって中に入ります。
いかにもタイらしいトイレで、バケツの中の水をすくって
手動で流さなければいけません(^_^;)
私は汚い場所も慣れてしまったので平気でしたが、
旅慣れしていない人は結構ここのトイレはしんどいみたいです。
ココナッツシュガーの製造工程を見学
この場所の一番の見所はココナッツシュガーの製造工程です。
これはココナッツの花です。
持ってみるとなかなかずっしり重たい!
見た目は巨大なとうもろこしのようにも見えますよね。
この花のつぼみに切り込みを入れると、
ポタポタと花の蜜が落ちるので
それを竹の筒に入れてかき集めて煮つめると、
ココナッツシュガーになります。
1本のココナッツの花からは、毎日1リットルぐらいの蜜が取れるのだとか。
釜の中でグツグツと煮込まれているココナッツの花の蜜は、
煮詰まった後になめらかになるまで釜の中で飴状になるまで練り混ぜられ、
布を敷いた丸いくぼみの中に落とされていきます。
これが冷めると固まり、お菓子のようなココナッツシュガーが完成です(*^_^*)
味を見てみるとキャラメルのような香ばしさとコクと深い旨みを感じました。
それはそれはとても美味しかったです!
甘味料というより、そのまま食べても美味しい天然のおやつでした。
ちなみに、ココナッツシュガーといっても
ココナッツミルクの味がするわけではありません。
私が以前働いていた自然食品店では「やし糖」という名前で売られていました。
この砂糖は、ミネラルが豊富で血糖値を上げにくい
低GI食品としても人気なんですよ♪
ココナッツミルク、オイルの伝統的な製造工程
これはココナッツの実を手動で削っているところです。
私もスリランカで自分でココナッツの実を削ったことがあるのですが、
なかなか楽しいです☆
この削りカスをぎゅっと絞ればココナッツミルクが出来上がります。
このココナッツミルクを時間をかけてゆっくりと煮詰め、
オイルを抽出して水分を飛ばしたものがココナッツオイルです。
このツブツブは、オイルを煮詰めるときにできたココナッツのカスですが、
味見してみるととても香ばしかったです。
これも料理に使えるのだとか。
色々見れて面白かったですよ(⌒▽⌒)
ちなみに建物の外には大量のココナッツの殻がありました。
これは燃やす燃料としても使えるのだとか。
ココナッツは全て余すところなく、
様々な用途で使えるのでとっても便利ですねヽ(=´▽`=)ノ
他にも様々なお土産がたくさん
ココナッツファームにはお土産品の販売コーナーもあるのですが、
お値段は高く、観光地価格に設定されています。
他の人のブログを見てもわざわざここで購入する人は少ないようです。
ココナッツの殻や木材を利用した食器類があったり、
ココナッツの殻で作ったランプや、
ココナッツオイルを使った化粧品などがありました。
それだけでなく、他の食器類やTシャツや絵画、
中にはこのような気持ち悪い虫やコウモリの標本まで販売されていました(^_^;)
コウモリは珍しいですね、欲しいとは思いませんが・・・w
メークロン市場と水上マーケットなどは周辺観光地のついでに立ち寄るスポットなので、
滞在時間はちょびっとでしたが、ココナッツが作られる様子を
間近で見れたので良かったです(●^o^●)
ここのココナッツファームはわざわざここ単体で行く必要はないと思いますが、
メークロン市場やカレン族の村や水上マーケットなどのツアーに
よく組み込まれていることがありますので、
チェックしてみてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
それでは!