旅する料理研究家さとみんです。
韓国はフライドチキン大国。いたるところにチキンが販売されています。
私が初めて韓国チキンと出会ったのは、実はバンコクでした。
スワンナプーム空港で見かけたボンチョンチキンという
韓国チキンのブランドのフライドチキンを食べてみて、
今まで食べたことのない食感に感動したんです!!
その後あの食感が忘れられず、どうやったら作れるのか調べて、
今回早速そのコツを実践しながら作ってみましたので紹介します(`・ω・´)ゞ
カンジャンチキン(韓国風甘辛醤油チキン)のレシピ
材料 鶏手羽元12本分
鶏手羽元 12本
<下味>
おろしにんにく 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 大さじ½
<衣>
①米粉90g+小麦粉30g
②米粉30g+片栗粉30g
<甘辛醤油だれ>
醤油 大さじ4
砂糖 大さじ4
料理酒 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
ごま油 小さじ1
水と片栗粉 適量
(好みで)ねぎ、ごまなど
韓国チキンの作り方!材料の米粉がポイント☆
手順はとっても簡単です♪
まず鳥手羽元を、おろしニンニクとみりんと醤油につけ、軽く下味をしておきます。
ここではそんなに下味に塩気をつけません。
甘辛醤油ダレの材料は水溶き片栗粉以外を合わせて、小鍋に入れて加熱します。
1回油で揚げます。
全てのチキンを揚げ終えたら、
ここからが韓国チキンの
カリカリになるポイントです( ・`ω・´)
韓国チキンがカリカリになる作り方のコツ
先ほどチキンにまぶした米粉と小麦粉が混ざった粉を少量の水で溶き、
天ぷらの衣よりも少し濃厚めなクリーム状に仕上げます。
混ぜた粉につけて、再度油で揚げます。
一回揚げた上にさらにしっかりとした衣をつけてあげることで、
表面はカリカリのしっかりとした食感のフライドチキンが出来上がるのです( ・`ω・´)
きつね色に揚がったら、準備しておいた甘辛醤油ダレを絡めて完成です!!
韓国チキンの味の感想は?
少し尖った味を感じたので、材料が色々あるなら砂糖で全部作るのではなく
水飴や昆布だしなどを入れたら、
さらに柔らかいマイルドな味になるかな、と思いました。
とはいえこのタレ、カリカリのチキンに非常によく合います♪
チキンの衣は私が理想としていた食感そのもので、
かなり満足度の高い仕上がりになりました。
普段私の作ったものに対して、ほとんど褒めてくれないおばあちゃんも
この料理は大絶賛。
気が付いたら手が止まらないようで、たくさん食べてくれました♡
パンチが効いたものが好きな方は、
これに輪切り唐辛子やニンニクチップなどを入れても良いかと思います。
ニンニクのペーストをさらにしっかり入れたチキンはマヌルチキンと呼ばれ、
これも韓国では人気のメニューです♪
今回は鳥手羽元で作りましたが、色々な部位で作ってみてもいいですね(^^)
韓国では鶏一羽分を丸々使うので、
一回でいろんな食感や味が楽しめるようになっているんですよ。
釜山で食べた韓国チキン「ナリチキン」のレポートはこちら
また韓国ではチキンとビール(=メクチュ)を一緒に楽しむことを
「チメッ(チメク)」というそうです。
日本でも唐揚げといえばビールとの相性抜群ですもんね!
作り方はとても簡単でしたので、
是非皆さんもご家庭で韓国チキンとビールで
「チメッ(チメク)」してみてはいかがでしょうか?
それでは!!