旅する料理研究家さとみんです。
今回は、里芋と豆腐と味噌という、
どう考えてもみそ汁の具やろ!!!という材料を使った
驚きのティラミスレシピをご紹介します!
マクロビスイーツなので、卵・乳製品・白砂糖不使用の身体に優しいおやつです!
超簡単ティラミスが里芋で出来る!?
このレシピが出来たストーリーは、
私がTV番組に出演する日の直前の、プロデューサーさんとの最終打ち合わせでした。
プロデューサー「珍しいスイーツを実演してください。何が出来ますか?」
さとみん「そうですね~。ごぼうのクッキーとか美味しいですよ!!」
プロデューサー「地味でテレビ映えしないかな・・。他には?」
さとみん「きゅうりのパウンドケーキはどうでしょう?」
プロデューサー「う~ん・・・(納得いかない様子)」
さとみん「里芋のティラミスはどうでしょうか。」←やけくそ
プロデューサー「それいいね!それでいこう!」
・・・やばい。思い付きで口走ってしまった!!!w
・・・ということで、その後、必死に徹夜で開発して、
なんとか見事に、美味しい里芋のティラミスを開発したのでした。
ティラミスなのにマスカルポーネなし。チーズの代用は?
このレシピは乳製品なしなので、もちろん、チーズも使っていません。
では、どうやってマスカルポーネ感を出したかというと、
マスカルポーネの要素を分解して、それぞれの素材で、パズルのように補っていくのです。
今回のさとみんの頭の中に浮かんだのは、このような図式です。
マスカルポーネ=ねっとり+クリーミー感+チーズの発酵+チーズの酸味
さぁ、この要素を別の食材に置き換えましょう!
ねっとり=里芋のペースト
クリーミー感=なめらかにした豆腐
チーズの発酵=味噌
チーズの酸味=レモン汁
はい、これで、
マスカルポーネ=里芋+豆腐+味噌+レモン汁
ということが証明できましたね。
(無理やりだなんて言わないで・・w)
でも、この考え方で、本当にできる料理の幅って広がるんですよ!
こんなことばかり、いつも考えている私は天才という名の変態ですね・・。←
それでは、作り方いってみましょう!
里芋のティラミス風のレシピ♪(マクロビスイーツ)
里芋チーズクリームのティラミス風
<材料>
(簡単!里芋クリーム)
ゆで里芋 100g
絹豆腐 100g
菜種油 8g
甜菜糖 40g
白みそ 8g
レモン汁 15g
(スポンジ生地)
A 強力粉 52g
A 有機全粒薄力粉 10g
A 薄力粉 15g
A 塩 少々
A ベーキングパウダー 4g
B 菜種油 25g
B 豆乳 60g
B 有機くるみ 12g
B 水 27g
B ココナッツミルク 27g
B 甜菜糖 40g
シロップ・・・濃い目のコーヒー(甘さは好みで♪)
トッピング・・・粉末コーヒーとココアパウダー 適量
超簡単里芋ティラミスの作り方
マスカルポーネ風のクリームは、超簡単
バーミックスでガーっとすれば あっという間に完成です
スポンジは、手作りするのが面倒でしたら
ビスケットや、カステラの切れ端でも なんでもOKですよ。
今回はせっかくなので、スポンジもマクロビスイーツで手作りです。
作り方は、以下の通りです。
・Aを合わせて、泡だて器で均一に混ぜます
・Bを全て合わせて バーミックスでよく混ぜます。
・AにBを入れ、中心から徐々に泡だて器で混ぜ、
・ゴムべらで 均一に混ぜて生地をつくります。
・これを流し缶に流し、170度のオーブンで25分焼きます
スポンジを横にスライスし、刷毛でコーヒーを塗ります。
その上に クリームの半量を乗せて 広げます
もう一回同じ手順を繰り返し、ココアと粉末コーヒーを
茶こしでふるいかけたら 完成です
里芋のねっとり感で マスカルポーネの食感を出し、
レモンの酸味と 味噌の発酵味、豆腐の乳っぽさで
チーズのような 雰囲気がばっちりでております!!!
見た目もそれっぽいでしょ。
クリームは簡単なので、ぜひお試しください